取引所との連携によってあらかじめ通貨の取引所公開、上場が早くに約束され、一般のICOと比べプロジェクト自体の信頼性も高いとされているIEO。
中でもBinance上で開催されたIEOは先着順では一瞬にして通貨の予定販売数が売り切れることから、最近ではもっぱら抽選方式が採られるほどに世界で高い関心が集められています。
今回はそんなBinanceのIEO銘柄を、ステータスやプロジェクトの概要とともにご紹介します。どのようなプロジェクトが参加しているのか、セール後の値動きなどに関心のある方はざっくりと確認されてみてください。
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Binance上開催されたICO(IEO)一覧
Elrond(エルロンド/ERD)
Elrondは低レイテンシーで高速な分散型アプリケーション構築環境です。10,000トランザクションを5秒で処理するといったベンチマークを掲げており、将来的に拡散したDApps環境での要求に耐えるべく安定、コストパフォーマンスに優れるプラットフォームを開発しています。
- 総合通貨供給量:20,000,000,000 ERD
- プラットフォーム:BinanceChain(BEP2)
- ICO開催期間:2019年6月22日より1週間の抽選
- ICO価格:1 ERD = 0.00065 USD
- 公式サイト:https://elrond.com/
- 取扱い取引所:Binance
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通貨ERDの買い方については以下の記事を参考にされてみてください↓
Harmony(ハーモニー/ONE)
Harmonyは今後の拡散が予見されているDApps経済、分散型エコノミー環境での実用に耐えうる高スループット、低遅延、そして低料金のトランザクションを実現するアプリケーションプラットフォームです。
- 総合通貨供給量:12,600,000,000 ONE
- プラットフォーム:BinanceChain(BEP2)
- ICO開催期間: 2019年5月28日より1週間の抽選
- ICO価格:1 one = 0.003175 USD
- 公式サイト:https://harmony.one
- 取扱い取引所:Binance
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通貨ONEの買い方については以下の記事を参考にされてみてください↓
Matic Network(マティックネットワーク/MATIC)
Matic Networkは将来のDApps環境に耐えるべく開発された、ブロックチェーンスケーリングソリューション。オフチェーンによって大量なトランザクションの処理を可能とする、セカンドレイヤースケーリングの実装を進めています。
- 総合通貨供給量:10,000,000,000 MATIC
- プラットフォーム:Ethereum(イーサリアム)
- ICO開催期間:2019年4月25日より1週間の抽選
- ICO価格:0.00263 USD
- 公式サイト:https://www.matic.network/
- 取扱い取引所:Binance、BitForex、BitMax
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通貨MATICの買い方については以下の記事を参考にされてみてください↓
Celer Network(セーラーネットワーク/CELR)
Celr Networkはオフチェーンによる低コストなトランザクションを実現するための、セカンドレイヤースケーリングを実装するプラットフォームです。送金手数料やスマートコントラクト手数料を実質的に無料で実現可能な、ユーザービリティに優れるプラットフォームの開発を目指しているのだそう。
- 総合通貨供給量:10,000,000,000 CELR
- プラットフォーム:Ethereum(イーサリアム)
- ICO開催期間:2019年3月19日 ~ 3月24日(※先着順)
- ICO価格:1 CELR = 0.0067 USD
- 公式サイト:https://www.celer.network/
- 取扱い取引所:Binance、BitMax、Hotbit
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通貨CELRの買い方については以下の記事を参考にされてみてください↓
Fetch AI(フェッチエーアイ/FET)
Fetch AIは人工知能によるデータ収集/提供ならびに機械学習を、人の手を介さずに実現する分散型AIネットワーク形成のためのプロジェクト。発案や製造に関するプロセスをAIによって低コストに実現したり、自立的な経済取引によって摩擦の無い市場の実現が可能になるのだそうです。
- 総合通貨供給量:1,152,997,575 FET
- プラットフォーム:Ethereum(イーサリアム)
- ICO開催期間:2019年2月25日 ~ 3月2日(※先着順)
- ICO価格:1 FET = 0.0867 USD
- 公式サイト:https://fetch.ai/
- 取扱い取引所:Binance、Hotbit、KuCoin、HitBTC、Bittrex
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通貨FETの買い方については以下の記事を参考にされてみてください↓
Bit Torrent Token(ビットトレントトークン/BTT)
Bit Torrent TokenはP2Pネットワーク『BitTorrent』をより効率的に運用するための暗号通貨ならびにプロトコルです。これまでは無かった高い帯域を提供するシーダーに対する報酬、BTTを消費したリーチャーの優先権など、よりP2Pネットワークの高速化、効率化を実現するためのアイデアが盛り込まれており、IEOの注目を集めるきっかけとなったプロジェクトです。
- 総合通貨供給量:990,000,000,000 BTT
- プラットフォーム:TRC10(TRON)
- ICO開催期間:2019年1月28日(※先着順)
- ICO価格:1 BTT = 0.00012 USD
- 公式サイト:https://www.bittorrent.com/btt/
- 取扱い取引所:Binance、OKEx、Huobi、Bittrex、HitBTC、KuCoin、YoBitその他多数
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通貨BTTの買い方については以下の記事を参考にされてみてください↓
これからも増え続けるIEOプロジェクト
IEOでは提携取引所による通貨の即時取引公開が約束されており、またBinanceであれば世界一の取引所によるお墨付きが与えられたというプロジェクトの一定の信用もあることから、これまでにBinanceで開催されたIEOの銘柄はいずれもセール時の販売価格に比べて公開後に高値で取引されており、これからもIEO参加ユーザーとともにプロジェクトの数も増えるのではないかと予測されています。
しかしながらBinanceDEXで開催されるIEOには、日本人の参加は現段階で不可能となっており、取引公開後の通貨を手にするしか入手手段がありません。
IEOに限らず、ICO全般は取引所公開後に一定数の売り抜けが存在することで知られています。取引所公開時の取引価格が先行販売時の価格を上回っているならばなおさらでしょう。
IEO銘柄が気になる際は、取引公開時のタイミングで高値掴みをしないよう、チャートや上記プロジェクトの動向を注視しながら、あるいはこれから出てくる銘柄を楽しむようにしましょう!
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