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【買い方】Fetch AI(フェッチエーアイ)/FETの購入方法を、4ステップでわかりやすく解説します!/Binance IEO銘柄

本記事では、Binance上で開催されたIEO銘柄Fetch AIの買い方をご紹介します。IEO銘柄に興味のある人、あるいはBinanceという世界最大の市場で他のアルトコインを取引してみたい、といった方にも流用できる手順ですので、ぜひ参考にされてみてください。

Fetch AIとは?

概要

プロジェクトのトップページ画像

Fetch AI(フェッチエーアイ/通貨:FET)とは、AI(人工知能)による人の手を介さない、データ収集と提供・機械学習を実現する分散型ネットワーク形成のためのプロジェクトです。

旅客業の計画発案や生産に関する原料の採集から製品完成までの工程を、AIによって見直すことで時間とコストを削減したり、自立的な経済取引によって摩擦の無い市場を実現する、とのこと。

Binance取引所でIEOを開催!価格は・・・?

チャート図の画像

FETのICO(IEO)は、2019年2月25日にBinanceLaunchpad上で開催されました。ICO時の価格は1FET=0.0867USDでしたが、執筆時点においてもICO価格の約2倍程度の価格で取引が続けられており、公募割れならぬICO割れも回避しています。

一見すると順調なようにも思えますが、

SAFTで取り扱われたトークンはテストネットの公開とともに徐々に配布されていく予定ですが、Fetch AIはこれだけの資金を使ったにも関わらず未だプロダクトのプロトタイプすら発表していません

Binanceといった大企業がICOを前面に押し出していることを踏まえるとFetch AIが投資家を欺くというのは起こり難いと考えられますが、プロジェクトのスケールの大きさを考えると、同社が資金繰り困難に陥っている可能性は高いと言えます。

やや誇張気味なロードマップも、もしかしたら一人でも多くの投資家を集めるための短期的な戦略なのかもしれません。

引用:crypto-times.jp

かなり大掛かりなプロジェクトのために開発に時間とお金が必要だったのでしょうか、いつになったら実現するのか?そもそも果たして実現するのか?といった声も中にはあるようですね。

同じBinanceIEO銘柄のBTT(BitTorrentToken)に比べてプロジェクトが少々誇張気味じゃないかと捉える意見もあり、なかば一時的・投機的に取引が行われているようにも思えます。

とはいえ、プロジェクトの多くが開発段階の仮想通貨界隈だと、そういう楽しみ方もアリなのかもしれません。

IEOとは?

企業ロゴ画像

IEO(Initial Exchange Offering)は取引所が提携するプロジェクトに協力し、取引所の提供するプラットフォームで開催するICO(Initial Coin Offering)を指します。ICOは株取引の世界でいうところのIPOのようなもので、取引所で取引可能(上場)となる前に先行してコインを販売する特別セールのようなものです。

IEOはブロックチェーンの利用が前提となるZaif連携のCOMSAやICOSとは異なり、提携するプロジェクト自体の使用するプラットフォームは問わず、取引所が必要なツールや環境(※Binance Launchpad等)をバックアップし、かつ自社取引所での通貨上場をサポートする仕組みです。そのことから大抵は提携通貨の取引所上場もセットとなっており、ユーザーにとってもICOで購入したコインが果たして上場されるのか?上場された取引所で(取引高的に)ちゃんと取引はできるのか?といった心配も払拭されるため、セールに参加しやすいといったメリットを持ちます。

またIEOのメインとなっているBinanceは世界一の取引規模を誇る取引所であり、取引所そのものの信用性も失いかねないことから、取引所がIEOで提携するプロジェクトが投資化や取引所を欺くといったリスクも、ゼロとは言えませんが一般的なICOに比べると少ない傾向にありそうですね。

FETの買い方について

ここからはFETの購入方法について見てみましょう。

FETの市場画面

FETの市場を見てもお分かりのように、FETは日本国内の取引所では取り扱われておらず、おもにBinanceのような海外取引所で入手するしか方法がありません。

またBinanceでは日本円の入金に対応していないため、FETに限らず海外のアルトコインはビットコイン建てで取引を行い、入手する方法が一般的となっています。

具体的には、

  1. 日本円でビットコインを買う
  2. Binanceの口座を開設する
  3. Binanceへビットコインを送金する
  4. FET/BTCでFETを購入する

以上のようなステップとなるのですが、実際に操作してみると意外に簡単なのでぜひ手順をマスターし、海外取引所を使って多くの種類のコインで遊んでみてください。

それではひとつずつ見てみましょう。

1.国内取引所にて日本円でビットコインを買う

まずはBinanceで取引されているFETを購入するために、国内取引所にてビットコインを購入します。

Binanceで直接FETを買えばいいのでは?と思うかもしれませんが、一般的に海外取引所では日本円の入金や日本円建での取引板が存在しないため、アルトコインは仮想通貨の基軸通貨として扱われているビットコインで購入(取引)するカタチとなるのです。

そのため、Binanceを利用するためにはビットコインを日本円で購入できる国内取引所の登録が必須となります。

 

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bitFlyerやZaifといった、すでに国内取引所のアカウントをお持ちの方は同様にBTC送金が可能です。

2.Binanceのアカウントを開設する

Binanceのトップページ画像

続いてFETを取り扱うBinance(バイナンス)のアカウントを作成します。

 

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3.Binanceのアカウントへ国内取引所からビットコインを送金する

国内取引所で購入したビットコインを、Binanceのアカウントに向けて送金します。

 

チャート画面

まずはBinance側でビットコインの受け口となる『受け取りアドレス』を作成しておきましょう。

ログイン後にトップページや取引画面にある上部メニュー『Wallet』から『Deposit』をクリックします。

通貨の検索ウィンドでbtc(BTC)と入力すると右側にビットコイン専用の受け取りアドレスが表示されます。これを使って国内取引所からビットコインを送金します。

このコードは手入力でメモしてはいけません。copycodeやショートカット(ドラッグ選択してCtrlキー + C)、QRコードなどでクリップボードやメモ帳などにコピーしましょう。

 

取引所の画面キャプチャ

コチラは国内取引所(コインチェック)の画面です。ビットコインは前段階の『コインチェックでのビットコインの買い方』記事を参考に、購入済みの前提で進めさせていただきます。

国内取引所には必ずビットコインの送金機能が備わっています。コインチェック以外の取引所をご利用の方も似たような画面があるはずなので、調べてみましょう。

取引所画面の左メニューから『コイン送金』をクリックします。

 

アカウントメニュー画面

送金通貨の種類を『ビットコインを送る』タブに合わせます。

『送金リストの編集』を押して右側に先ほどBinanceで生成したビットコインアドレスを入力・貼り付けします。左側のラベルは次回送金時に分かりやすく区別するものなので、それっぽく名前を付けて追加ボタンを押せばOKです。

あとは送金するビットコインの『数量』と『金額』を入力して『送金する』を押せば完了。

トランザクションの状況にもよりますが早くて30分~1時間、遅くて2~5日ほどでBinance側のアカウントにコインチェックから送金したビットコインが着金します。

 

4.ビットコイン建ての市場でFETを購入する

FETはビットコイン建てのFET市場(FET/BTC)で購入可能です。

取引所の画面1

目的のマーケットは取引画面の右側検索ボックスに『fet』や『FET』と入力すれば目的の市場が出てきます。

お使いの環境によっては『FET/USDT』というものが出てくるかもしれませんが、ビットコインでFETと取引するためには『FET/BTC』を選択しましょう。対応したチャートと取引板に切り替わります。

 

取引所の画面2

FETを購入する際は中央左側、緑色の欄に入力しましょう。逆に、FETを売却する際は(見切れていますが)右側赤色の欄に数値を入力します。

BUYメニューにある『Limit』タブは指値注文。価格を指定してFETを購入します。

正しくは買い注文を板に並べる行為で、いくら安く買いたいからと安値を入力してもその価格での購入者がいなければいつまで経っても購入(約定)できず、自分の買い注文が板に残り続けてしまいます。

価格が下落傾向で「この価格まで安くなったら買おうかな」という買い方であればLimit注文を使いましょう。

『Market』タブはいわゆる成行(なりゆき)注文で、現在の売り注文から価格の安い順に売り板を買い上げていく方式です。そのため、購入価格の指定ができず数量のみを指定します。

よほどの巨額注文でなければ上の価格まで滑ることはありませんが、念のため各価格での板の厚さを確認しつつ、現在価格付近ですぐにFETが欲しい!という方はこちらで手っ取り早く購入しましょう。

 

まとめ

今回はFETのざっくりとした概要や、国内取引所とBinanceを利用したFETの購入方法についてご紹介してみました。

FETは国内取引所では取り扱っておらず、国内で購入したビットコインを海外の取引所Binanceへ送金し、取引するというのが大事なポイントです。

  1. 国内取引所でビットコインを購入
  2. 国内取引所からBinanceのビットコイン受け取りアドレスへビットコインを送金する
  3. Binanceでビットコインを使ってFETを購入

慣れない方だと英語での表記や送金アドレスの羅列など、めんどくさそうにも思えるかもしれませんが、一度やってしまえば思っていたよりシンプルな手順だと感じるハズ。

上記手順、買い方につきましてはFET以外のIEO銘柄や、Binance上で取引されているアルトコイン全般でも似たような手順で取引可能です。

国内に取引板の存在しないLISKや海外で人気のTRON、NEOなどを手に入れてみたい方は、ぜひBinanceでの取引にチャレンジしてみてください。

 

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