Lisk(リスク/LSK)

【高騰まとめ】Lisk(リスク/Lisk)高騰の理由まとめ

2017年の8月末、仮想通貨Lisk(リスク/LSK)がまた気持ちよく跳ねてくれました。今回はそんなLiskが高騰した経緯やその背景、今後の投資対策を主観ではありますがまとめてみようと思います。

リスクについてざっくりとおさらい

Liskは分散型アプリケーションのプラットフォームです。

イーサリアムと同様にスマートコントラクトを実装しており、
Liskを流動する通貨LISKの取引情報だけでなく

取引の契約情報そのものをブロックチェーンに記録することで、
契約の自動化を実現する機能を持っています。

 

 

スマートコントラクトの例で出てくる例が自動販売機ですね。

スマートコントラクトは仲介者や金融機関を介することなくサービスを提供することで
無駄なコストを省きつつ、スムーズなサービスの提供と利用を可能にした自動取引プロセスであり
将来的にデリバリーやカーシェアリングのようなサービスでの実現が期待されているブロックチェーン機能のひとつです。

 

 

リップルにGoogleやSBIが投資したり、
イーサリアム企業連合(EEA)にトヨタや三菱東京UFJが加わったように、
LISKはWindowsで有名なマイクロソフトとパートナーシップを結んでいたりします。

なんだかリスキーなネーミングですが
きちんとした開発によって
巨大企業からも期待を持たれているプラットフォームなんですね!

 

2017年11月上旬のLISK高騰の要因とは?

11月に入ってからLISKの価格がほとんど下がることなく上がり続けていきましたね。

11月初めにはBTC建てだと0.0005を下回り
円建てでも500円を下回るぐらいには下落していました。

しかし、11月に入って1週間過ぎたあたりから急激に高騰し
そこから16日まで足して下げることなく高騰し続けて
一瞬だけではあるものの円建てで1400円を超えるほどにまで高騰しました。

これにはただ強いファンダがあったのではなく
様々な要因が重なって起きたものと思われます。

 

ファンダとは、簡単に言うと情報です。

例えば、LISKがMicrosoftと提携したという情報が出ると
その期待から一気に高騰します。
これを好材料といいます。

ですが、実はこの情報がウソだったというと
信頼の低下から一気に売られます。

このようなものを悪材料といい
これら材料をうまく使った投資を
ファンダメンタル投資といいます。

詳しいことはこのサイトで説明してくれています。

マニアな株式投資HP – ファンダ?テクニカル?

 

 

東京カンファレンスによる期待上げ

まず11月で一番最初にあったファンダは東京カンファレンスです。

このカンファレンスは11日に開催されましたが
その3日前におそらく仕手によるpumpが発生していて
その時点で底上げがされた関係で
早い高騰に焦った人たちが更に買いに走ったと思われます。

 

ちなみにpumpとは
ある程度資金力のあるグループがあるタイミングで
グループが指定した通貨を一斉に買いまくることで注目度を高め
そこに飛び乗ってきた人たちにさらに買わせたあと
一気に売り抜いて利益を得ようとすることです。

知らずにうっかり高値掴みしてしまうと
ものすごい勢いで資産を減らしてしまうので非常に危険です。

 

この時点で11月はじめと比較して50%以上上がりましたが
その反動で下がったのは約10%程で
ほとんどの方がまだ売っていないことがわかります。

その理由はこの先を読んでいけばわかるでしょう。

 

リブランディングに関する期待上げ

LISKはリスクと読めますが
これがネガティブな連想につなげてしまう可能性があるので
リブランディングをするということだけ決まっていました。

このことがカンファレンスや
後述するミートアップで話されるのではないかという期待上げが起きており、数週間に渡って買いが売りより強いという状態が続きます。

マイニング報酬の半減による希少化

17日にLISKのマイニング報酬が半減(半減期)し
供給量の増え方が緩やかになり
ステークホルダーから見て希少性が高まるということから一時的に投機マネーが流入しました。

 

投機マネーは抜けるときは一瞬ですが、流入量も半端ないため、このタイミングが一番高騰し、一気に1000円を超えて高値を更新し続け、止まることなく1400円、BTC建てにして0.0015まで高騰しました。

これは最近よくあるburnに似ていますね。

 

その後すぐに0.0011BTCにまで価格を落としましたが、11月はじめと比べても2倍以上にはなっており、まだまだ手放していない人が多かったです。
これは次に紹介する水戸アップが関係していると思われます。

 

ベルリンミートアップによる期待上げ

これは22日に行われたイベントですが
ここで重大発表があるという
事実上のカウントダウンが発表された影響で
LISKホルダーの握力が強くなったのではないかと思われます。

そうでなければマイニング報酬半減の反動はもっと大きく
継続してジリジリ下げていたに違いないでしょう。

しかし、実際は上がりもしなければ下がりもせず
押し目を狙いたいけどしびれを切らした人が買いに走り
半減期に売り逃した人による損切りの量が
ちょうど噛み合って価格を維持していたのではないかと思われます。

実際に、半減期終了という悪材料とベルリンミートアップという好材料の
合わせて二つの材料があるにも関わらず相場が荒れておらず
BTC建てではびっくりするぐらい静かです。

11月の材料があまりにも多い

これらのことからあまりに材料が11月に集中しており
LISK購入者も売りに売れない状態になり
ここまで高騰したと思われます。

さらにここに投機マネー運用者特有の動きも絡んで
相場が大変なことになっていました。

イナゴによる投機マネーの流入

いわゆる高騰しているからという理由で
その銘柄に投資する人たちのお金です。

このお金が入ってくるととてつもなく高騰します。

先月のモナーコインの値動きにも似ていますね。

このイナゴの特徴として
高騰銘柄に乗り込み
売り逃しやすいという性質を持っているので
ものすごい勢いで損切りが発生し
暴落も巻き起こす要因にもなっています。

仕手グループによるpump発生

材料が豊富なことに目を付け
不定期で仕手グループが動いていたと思われます。

私が推測したところでは
8日、13日、16日あたりにどこかの仕手グループが動いていると思われ
チャートが変な形になっています。

16日はまさに半減期の直前なので
意図的にこの日にちを選んだものと思われます。

 

これらのことからLISKがこれからどのように
価格変動を起こすかは警戒しておくべきだと思われます。

 

 

2017年8月20日のLISK高騰の要因とは?

2017年の8月20日あたりから始まったLISKの高騰。

LISKも他の通貨と同様ようやく全盛期(400円台)あたりまで戻ってきてくれたかなと思いきや
ユーザーの予想をはるかに超え、
それまで200円ちょっとだった単価をいつかのように約4倍にまで高騰させました

 

 

 

まだ3ヶ月も経っていませんが
6月頭の高騰を思い出させてくれますね。

 

 

このときも120円台から450円オーバーの高値を記録し
そこそこ実績(時価総額)にありながら、

まるで生まれたての草コイン(マイナーコイン)のような極端な価格推移を行う、
他の通貨に無いLISKの魅力と同時に
その異様さというものを印象付けました(仕手に遊ばれているとの説もアリ)。

 

 

 

今回のLISK高騰の原因に

  • 高騰前に発表された9月のリブランドとアップデートの発表、
  • 12月のSDK(開発者用ツール)配布のお知らせ、
  • インドの仮想通貨取引所での取り扱い決定

といった情報が関連しているようです。

 

リブランド

リブランドとは簡単にいうと名称の変更であり
Darkcoinがご存知DASHとなったように、
中国で大人気の中国版イーサリアムAntsharesNEOになったように、
Liskも名称が変更される予定となりました。

 

それらが果たして高騰の原因になるのかどうかは分かりませんが
なんとなく危険の意味でのリスク(Risk)を連想してしまうので
良い判断ではないかと思います。

 

SDK配布

SDKとはAndroidSDKのように
ユーザーがLisk上で稼動するアプリケーションを自由に開発するための、開発ツールを指します。

 

ユーザーに開発ツールを配布するということは
Liskがひとつのアプリケーション・プラットフォームとしての現実味を帯びる瞬間でもあります。

 

インド参入

中国に次いで人口が多いインドで
8月24日、仮想通貨取引所BitBay Indiaが開設されることになり
その銘柄のひとつにLISKの名がありました。

 

中国市場を(いろいろな意味で)危険だと判断したのか、
最近ではインドへ目を向けるようになった開発者も増えているようで
インドにおいてカンファレンスなどを積極的に開催されています。

 

2017年6月5日のLISK高騰の要因とは?

好材料・・・ナシ!(アリ?)

6月頭から約1週間に渡ってLISKが高騰した理由に、
いくつかの小さな発表こそあったものの
とくにこれといった原因や大きな情報は出ていません

あれほど高騰したにもかかわらず、なのです。

特に価格が2倍になるような材料は出ていません。影響している可能性がありそうなのが、ヨーロッパで開催されたBlockchain Expo 2017です。6月2日にLISKも登壇しました。ただ、30分という短い時間で200円~400円になっていることから、割安な銘柄が物色されている可能性が強いように感じます。

引用:ビットコインラボ/LISK(LSK)価格が400円に高騰。割安な銘柄に物色か

 

現在このような沸騰の理由として特に価格が2倍になるような判断材料は出ていません。

 

 

唯一影響している可能性があげられるのが、

ヨーロッパで開催されたBlockchain Expo 2017です。

引用:モウカリ/リスク(LISK)の価格が一時400円に高騰!その背景にあるものとは!?

 

 

仕手による影響とも

5月末の暴落(スッキリ!!ショック)によって全体的に価格が落ち込んでいた時期で
時価総額も高くなく単価の安い、
いわゆる割安な銘柄であるLISKに買いが集中し起きた現象だとされています。

 

この時期はLISKと同様に(例えばZcashのように)高騰→下落をする銘柄が順番に現れ
ひとつの原因として大量に買い付けて買いを誘導する、
いわゆる仕手とユーザーの買い漁りによるものだと某取引所のチャットでは騒がれていましたね。

※仕手とは、莫大な投資予算をもっている人が人為的に価格を上げ下げする行為。大量の注文を入れれば、一瞬で大きく値上りし買いが促進。その後、頃合いを見て大量の売りで利益を得るような手法・人。

Lisk高騰のチャンスに乗り、稼ぐ6つのポイント

わたしの主観で効果効能には個人差があります。

ポイント1:実需を期待できるか否か

LiskはマイクロソフトやJavascriptな開発環境など、
比較的身近でわかりやすい情報が多いですね。

また、
今回の高騰の要因ともなったであろう、
インドの取引所展開やSDK(開発環境)についても
実社会に歩みを進めている良いイメージ。

こういった、
実需・実社会へ近づく動きは、
長期的に値上りする傾向があるように思います。

 

ポイント2:半年以上の長期で考える

上記に近いですが、
良い銘柄は短期的には暴落しても、
長期では安定して伸びる傾向があるように思います。

(BITTREXのLiskのチャート)

Liskの波は、
メジャー通貨としては少し荒いですが、
長期でどうなるかを考えて投資判断することは非常に重要。

ポイント3:急激な高騰は、無視

急激な高騰には、乗らない方が良いとわたしは考えます。

理由は、

  • 仮想通貨は法整備が追いついておらず、情報操作・価格操作が多い
  • もし本当に高騰する情報があったとしても、関係者の大量買いが先に入り、その後我々一般投資家が買うため、大して伸びない
  • それどころか、短期で伸びたものは、暴落のリスクが高まる

海外のアルトコインで辛酸をなめた私の教訓です笑

イメージ的には、

  • 高騰前の価格が100とした場合
  • 300(3倍)に高騰したころに一般投資家が気づく
  • 一般投資家の買いが入るが450くらいで天井
  • そこから一回ガツッとさがり250に

こういった波の場合、
最初からもっていた人は2.5倍ですが、
300以降で波に乗ろうとした人は損をする展開に。

この流れって仮想通貨あるあるだと思いますがいかがでしょうか。

ポイント4:安い時に買っておく

ですので、
理由がある高騰からしばらくして少し下ったあたりで、
ちょこちょこ買って保有コインを増やしておく。

Liskで言うと、
7月下旬の部分(↑図の+部)あたり。

そうすることで、
次の材料が出たときに、底から近いところから高騰の波に乗りやすくなりますね。

次の波が来るかは不明ですが…。
そこがあるので、自分が信じるコインを買う!ところが前提として必要。

 

あとはあたりまえですが、

ポイント5:無くなっても良い余剰資金で投資する

メジャー通貨の中でもLiskはかなり荒れる方。
また仮想通貨自体、今後どうなるかは誰もわかりません。
余剰資金で自己責任で。

さいごにこちらも当然ですが、

ポイント6:人に騙されず、自分で判断

この記事の内容も話し半分に聞いてください笑

特に仮想通貨取引所のチャットなんかは、
買い煽りなど危険な情報も多いので、
確固たる投資スタンスがない場合は見ない方が良いです。

Lisk(LSK)の購入方法・取引所

 

入れ替わりかのごとく2018年1月31日より
bitFlyerでのLSKの取扱いが開始されましたので
国内取引所でのLSK購入を検討されている方はbitFlyerをご利用しましょう。

 

ただし、コインチェックもそうですが
bitFlyerでは現在のところ販売所のみでの取り扱いとなります。

手数料(スプレッド)が少々割高ですが、
将来的にLightning取引所での取引を期待したいところですね。

 

 

 

安心して国内大手から買いたい場合は、
コインチェック一択でしょう。

 

仮想通貨投資の初心者〜中級者さんには、
国内大手を強く推奨します。

ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin
bitFlyerを抜き、取引高日本一。

 

逆に、
英語が得意で問題発生時も対応できる
上級者な方は、
海外取引所のBITTREXなどでも購入できます。

Liskの買い方については
下記記事でも解説しています。

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まとめ

今回も、相変わらずLISKらしい高騰を見せてくれました。

 

上記が直接の要因となったのか断定はできませんが、
正直もうバブリーな動きは見せてくれないかと思いつつあったので
今回の高騰は忘れかけたスリリングさというものを思い出させてくれる良い機会となりましたね。

 

二度あることは三度ある、かもしれません。

 

忘れた頃にLISKの高騰はやってくるので
わたしのように乗っかれなかった方は
次のLISK高騰に備えて準備しておきたいですね!

 

高値掴み(ジャンピングキャッチ)だけには、くれぐれもご注意くださいね!

 

 

また、Liskの買い方・買える取引所についてもまとめていますので、
下記記事をご活用ください。

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