コインチェックでの、イーサリアムの売却方法について解説していきます。
イーサリアム(Ethereum)が荒れていますね。
単価47000円をタッチしたかと思えば、
翌々週には36000円にまで落ちていってしまいました。
そもそも
5月の中旬まで10000円以下だったというのが信じられません。
他の通貨でもそうですが・・・
そんなときは
あらかじめ売却して日本円に逃がすという手も
決して悪くなさそうです。
いつもはホールド推しにも関わらず
このたび売却という手段も勧めるのは
とあるひとつの問題が差し迫ってきている状況であるからです。
今回は
coincheckにおける
イーサリアムの売り方・売却タイミングを考察できればな、と思います。
【上がりすぎ?】半値まで落ちたイーサリアム【下がりすぎ?】
こちら↓はイーサリアムのコインチェックチャート(5/22-7/3)です。
5月末の暴落(通称スッキリ!!ショック)以降
イーサリアムはビットコインや他の通貨と同じように
順調に価格を上げていきます。
ビットコインの8/1問題が浮き彫りになった際は
ビットコインからイーサリアムへの乗り換えも追い風となり
47000円もの高値を記録しました。
その後ビットコインの8/1問題に引きずられるカタチで価格を下げ
6/27には24000円台にまで価格を落とします。
5/26あたりの高値で購入(26000円)しホールドを続けた人も
現在の価格(30000円)から見れば利益は出ているのですが、
なんか納得がいかないような声も聞こえてきそうです。
なぜ価格が伸びなくなったのか?
6月の中旬以降、
ビットコインをはじめとした
仮想通貨全体の動きが停滞しています。
これにはハッキリとした原因があり、
8/1に待ち構えるビットコインのシステム変更に警戒して
ビットコイン価格に引きずられるように
イーサリアムをはじめとしたアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)も停滞している状況です。
イーサリアムも巻き込まれる、ビットコイン8/1問題
もともと8/1は
ビットコインのマイナーアップデートで済む程度のはずでした。
ところが
とある中国人の率いる大手マイナーによって事態が一変し
ビットコインが3つに分かれる線が濃厚となったのです。
おそらくこうして大ごととなったビットコイン騒動によって
仮想通貨全体の価格が停滞しているワケですが、
8/1にはもっとマズいことになると誰もが思っているハズです。
基本的にホールドが推奨される仮想通貨の世界ですが、
コインを売却して日本円に避難する、というのも
ひとつの予防線となり得るのではないでしょうか?
売却時のご注意!
仮想通貨、
とりわけイーサリアムのようなアルトコインを売る際に注意していただきたいのは、
値上がりや値下がりが激しいときに売却すると、
スプレッド(変動手数料)がビットコインに比べ
あきらかに高くなってしまう点です。
↑コチラは販売価格です。
↑コチラはスプレッドも含めた購入価格ですね。
大して相場は荒れてないのですが
1イーサに対し700円(2.2%)ほどスプレッドが徴収されます。
ビットコインに比べ明らかに高いですね(同時刻のビットコインスプレッドは0.5%ほどでした)。
↑こちらは同時刻の売却価格です。
購入価格と同様に約2.2%のスプレッドが抜かれています。
これらはまだまだ安いほうで、
ヒドいときは10%近く徴収されることもあるので、
売却を考えるならタイミングをしっかりと見計らいたいですね!
迫る決断
2017年初頭の暴落や
5月のスッキリショックなどは誰もが予想できない事態でしたが、
今回は
8/1に待ち構えている明確な問題というのがミソですね。
多くの人が値下がりを予想していますが、
もしかしたら値上がりするかもしれません。
その後の展開も気になります。
コインチェックを利用した立ち回りとして
日本円に逃がすほかにも
避難先となりそうなコインを購入したり
いろんなコインに分散してみたり
8/1のビットコイン問題に向かって
対策をじっくりと講じたいところですね!