分散投資は資産運用の基本ですが、
はたして
仮想通貨・ビットコインなどに通用するのか。
2017年5月下旬の
大暴落のデータと、
自身の運用データをもとに、
私なりの答えを出しました!
結論、
仮想通貨の分散投資の意味は、
今は無い!
しかし、今後は意味があり得る!
私の含み損とともに、涙
理由を見ていきましょう。
Contents
分散投資は、すべての資産運用の基本!?
たまごは
ひとつのカゴに
盛るな
分散投資の重要性を表現した
有名すぎる格言。
しかし、
この常識は
仮想通貨には当てはまらないかも。
検証データをもとに見ていきましょう。
検証する、11の仮想通貨
私が保有している、
ビットコイン+アルトコインは
下記リストのとおりです。
- ビットコイン
- イーサリアム
- リップル
- ファクトム
- ライトコイン
- ネム
- モネロ
- オーガー
- ゼットキャッシュ
- ダッシュ
- ドージコイン
運用口座・取引所は、
下記の3つ。
- ビットフライヤー
- コインチェック
- POLONIEX(海外)
ご覧のように、
かなり分散できてる方だと思います。
さぁ、
これだけ分散していたのですが、
5月下旬の暴落時には、
ダメージを分散できたのか…。
資産の減衰を
抑える効果があったのか。
見ていきましょう。
衝撃の結果が…
暴落のダメージは、分散投資されているのか?
本格的に暴落がはじまった、
2017年5月25日周辺のグラフで
11種類のコインの変化を
ひとつずつ見ていきましょう。
全てグラフは、
CryptoCurrency Market Capitalizationsより引用。
1週間の
『各コイン/米ドル』で変化をみます。
見やすいように、
全グラフ、縮尺をだいたい合わせていますので、
そのまま見比べられるかなと思います。
ビットコイン
基軸通貨、
世界のビットコイン先生。
このグラフが基準となります。
真ん中少し左のピークが、
34万円/BTCの時。
ここから暴落が始まっています。
上記点を基準に、
以降の他の仮想通貨・アルトコインを
ご覧ください。
イーサリアム
次のビットコインとなれるか、
トヨタも研究・活用に参画した
話題のイーサリアム。
ビットコインほどではないですが、
減ってます。
リップル
Google出資のリップル。
ダウン。
ビットコインの暴落より
少し早いタイミングで落ちました。
ファクトム
この辺がからは、
ただの分散として、
シェアがそこそこ多かったり、
WEBで見かけるコインに。
ファクトムもご覧のとおり、
値下がり。
ライトコイン
ライトコインもダウン。
ネム
最近、
コインチェックのチャットなどで、
リップルと並び人気の、ネム。
こちらも落ちてます。
モネロ
モネロ。
値下がり。
ここまで、
7連続ダウン。
残り4つで、
ドラマは生まれるのか。。
オーガー
オーガーも安定の目減り。
ゼットキャッシュ
ゼットキャッシュも良い感じ。
ダッシュ
ダッシュ。
一時期儲けが出た時期もありましたが、
華麗に下降。
最後にかけましょう。。
ドージコイン
やりました。
11コイン。
全敗です。
途中からお気づきの方もいたでしょう。
検証からの考察、現時点での結論
このように、
現時点では、
『儲かりそうだから、買ってる』
といった雰囲気のアルトコイン。
意味の無い急騰は、
基軸通貨のビットコインと連動して、
一蓮托生で資産を減らす結果となりました。
この期間で、
30〜40%。
これは、
ビットコインだけを保有してるだけの状態と、
あまり変わらない結果。。
では、
ツイッターなど、
WEB上の皆さんはどう考えているか。
調べてみましたので、
参考にしていきましょう。
みんなの口コミも、見てみよう
仮想通貨はホールド力も必要だと思うんですが、盗まれないようにする努力がさらに必要だと思います。
おそらく今後市場が拡大するにつれて、ハッキング被害も拡大していくんじゃないかなと。相場が上がるごとにウォレット分散していった方がいいのかも。— マナ@ (@1000crypto) 2017年5月21日
この発想はおもしろいですね。
価格の変化に対しての
負荷分散は別にして、
セキュリティのリスクを分散するという考え方。
これは、
仮想通貨自体の分散
コインを置いている取引所・ウォレットの場所の分散
がポイントとなりそうです。
マジで仮想通貨ブロガーに成り下がってるな。
高騰と暴落が重なって、プラマイゼロ。仮想通貨は「分散投資」が有効かもね。 : まだ東京で消耗してるの? https://t.co/BFk84sh5l6
— ほよよ(詐欺コインレーダー) (@uhohoiarale) 2017年5月25日
これはおそらく、
ビットコインが本格的に下げる前でしょうか。
5月の暴落は、
2日ほどにわたって
各通貨に連動して下ったかと思います。
しかし、
タイミングによっては、
ショックを吸収する効果もありそうです。
将来が見通せず、銀行預金に預ける位なら
保守的全アセットクラス(株、不動産、債権、商品)
+αとして前衛的アセットクラス(FX、仮想通貨、事業)
に分散投資するほうがいいなぁ。
そんで傾いた資産クラスを定期的にリバランス。たぶんこれが究極的に保守的な資産運用だと思う。— 木下洋介 (@yosuke_kinosita) 2017年5月24日
この考え方は、
仮想通貨の中だけで分散投資を考えるのではなく、
すべての資産運用の中で、
バランスを取りましょうということでしょう。
当然なのですが、
やはり、仮想通貨バブルの波に乗りたい気持ちが勝ってしまいます。。
仮想通貨ビットコインとリップルとネムを買っといた。
あんまり分散する意味も無い気がするけど大事なのは雰囲気ww— 油切れ (@batuichi_tenpa) 2017年5月29日
雰囲気w
分散しないよりは、
した方が良いという考えは自然ですよね。
まとめ
ということで、以上、
【徹底検証】仮想通貨の分散投資は、意味があるのか無いのか。暴落データから、現時点の答えを出すよ!
をお届けしました。
ビットコイン以外のアルトコインは、
儲かるチャンスを買っているだけの状態に近いので、
しばらくは、
ビットコインの値動きに
仮想通貨全体が連動しそうだと私は考えています。
とはいえ、
分散投資しない方が良い!
という根拠はありませんし、
今後普及に伴い、
ハッキングなどセキュリティ被害は出てくるはず。
引続き
分散投資で長期保有路線。
これが現状は、
もっとも良い気がいたします。
なお、
その他『仮想通貨』で稼ぐのに役立つ記事を
多く書いています。
あわせてご活用ください。