個人が個人へ投資し、うまくいけば両方ハッピーになることも可能なマイクロトレードサービスVALU。その仕組みから詐欺の可能性や実際に詐欺が起こったのか、調べてみました。
VALUの仕組みをざっくりとおさらい
VALUは個人トークン(VA)の発行とその売買を実現するサービスです。
応援したい、と思う個人のVAを購入することで、
購入された側は出資金を得ることができ、
発行人のトークンは需要があれば取引されて価格を変動させるので
もし発行人の評価(トークン需要)が上げれば
クラウドファンディング以上の実利(お金)を得ることも可能です。
個人を株やトレーディングカードに見立てた
出資を受ける/出資を行う双方にとって参入しやすい、
新しい出資のカタチを作り出したサービスではないでしょうか。
その一方で
厳しい監査が行われる株式と異なり
悪く言えば参入障壁が緩くなったぶん
詐欺を働く輩も現れるのではないかと心配される方もいらっしゃるかと思います。
お金が動くところに詐欺師あり。
仮想通貨界隈でもうようよしていますね。
(都市部のスタバとかドトールに行けばわりと簡単にウォッチできますよ!)
今回は
VALUで起こった(起こりうる)
詐欺の可能性について調べてみました。
詐欺の立件はありませんでしたが
2017年の5月末からサービスが始まったVALU。
犯罪として立件されたものは確認できません。
まだ始まったばかりなので何とも言えません(サービス自体がまだベータ段階である)が
それでも購入者間でのトラブルはいくつか起きているようです。
現在代表的な一例が、にしきよさんをめぐる一件でしょう。
不快に感じる方も居ると思いますが、あえて書かせて頂きました。#VALU
VALUユーザー間でのトラブルに巻き込まれた。 https://t.co/NrEuIC1c7B
— にしきよ@VALU (@kiyotaka0222) 2017年7月22日
VAが売れない=そのVAは
ブロックチェーンの技術を応用した電子の紙くず同等の価値になってしまいます。
VAを購入してくれたお礼に相手のVAを買って
相互に価格を上げる、という試みがVAに関するひとつの戦法としてあるようですが
株式同様に相手をしっかりと見なければトラブルに巻き込まれてしまいます。
夢を追う人へ投資を行って挫折→暴落したとかなら、
まだ発行人と一緒に泣くことができますが
自分のVAを購入してくれた人に対して売却を阻止するという
敵対関係を築くような人とは関係を持ちたくないですよね。
ちなみに↓↓↓コチラ↓↓↓はにしきよさんのトラブルのその後です
昨日書いた記事の後書きです。
もし良ければ閲覧して言ってください。#VALUあとがき-VALUユーザー間でのトラブルに巻き込まれた。- https://t.co/x2NxiazU9d
— にしきよ@VALU (@kiyotaka0222) 2017年7月23日
まとめ
実名Facebookとの連携が必須なので詐欺の心配は少ないのではないか?
とされるVALU界隈ですが
一部の利用者が少しでも稼ごうと
ギリギリのところを立ち回っている現状があります。
まだまだ始まったばかりのVALUですが、
マネーゲームだけのサービスとして騙し合いの世界となるのか
お金のない人の夢を実現するサービスとなるのか、
VALUの転換期が迫ってきたのではないでしょうか?
↓こちら↓も、にしきよさんのブログです。
VALUで投資を始めようとした新規を食い物にする
自社VA買いによる価格操作について考察されていますね。
正直にまっとうにVALUを使えば多くの方が自己成長に繋がっていくと信じています。
市場の評価が下がり値段が高くなれば、優待でカバーすれば良いでしょう。
他にも素晴らしい業績を残すのもひとつです。
でもドーピングをすればいつか自分に返ってくるのではないでしょうか?
その失った信用はVALU内だけで終わるとは思えません。
良くも悪くもVALUを使っている方は人間です。
ある方から少し耳の痛い言葉を頂いてます「水は低きに流れるものです。」
きっと私は青い理想を追いかけているのでしょう。
なんでもやりたい放題、やったもん勝ちの風潮で
もはや誰を信じて良いのか分からなくなるときもあります。
もともと捨てるくらいの余剰資金で
気楽に運用した方がよさそうですね。