先日ご紹介したElectra(エレクトラ/ECA)コインと名前が混同してしまいそうですが、あちらはオリジナルのブロックチェーンを採用しているのに対し、こちらは意外な通貨のシステムを受け継いでいます。今回はそんな匿名通貨、Electroneum(エレクトロニアム)が購入できる取引所について調べてみました。
Electroneumについてざっくりとおさらい
Electroneumプラットフォームについて
Electroneum(エレクトロニアム/通貨コード:ETN)は
おもにモバイル用途における決済の速さ、匿名性を重視した
イギリス発の決済プラットフォームです。
またElectroneumはコインチェック取引所でもおなじみ、
3大匿名通貨のひとつであるMonero(XMR)のハードフォーク通貨だったりします。
トークンETNについて
2017年8月4日に公開されたElectroneumは
Moneroと大きく異なる点として
発行枚数を大幅に増やすことで、1通貨あたりの価値が飛ばないように安定させる狙いを持ちます。
Moneroの1,840万枚の発行上限数に対し、
それを大幅に上回る21,000,000,000 ETN(210億 ETN)が発行上限数に設定されています。
また、上でも書いてしまいましたが
ElectroneumはMonero(XMR)のハードフォーク通貨であることから
Monero同様にマイニング方面でも注目されており、
執筆現在(2018年1月22日現在)
公式がDDoS攻撃を受けてETNクライアントウォレットの公開が遅れているようですが、
現在でもペーパーウォレットに送金するカタチでマイニングが行えるようです。
みなさんこんにちは。ニルスです。
Twitterにて「エレクトロネウムのマイニングのやり方教えてください」というご質問を複数頂いたため、本日はそちらを記事にしたいと思います。
ETNのマイニング方法については、
上記ニルスの暗号通貨日記さんのサイトが詳しく解説されています。
腕利きのジサカーさんは参加されてみてはいかでしょうか?
トークンETNが購入できる取引所はCryptopiaのみ
執筆現在(2018年1月22日)、唯一ETNを購入できる取引所が、
アルトコイ&草コインの大市場であるCryptopia(クリプトピア)です。
通貨ペアはBTCとUSDT(USDテザー:1USDT=1USD)のみです。
以前はライトコインやDOGEとの通貨ペアも存在しましたが
現在では廃止されています。
Cryptopiaは
世界でもっとも多く仮想通貨の種類を取り扱っている取引所です。
Cryptopia、YoBit、Coinexchange.ioは
新鋭通貨やトークンがまず公開を目指す取引所の登竜門として有名なため、
草コインハンターとしてデビュー予定の方は、これらを覚えておくのも良いかもしれません。
まとめ
現在のところElectroneumトークンETNを取り扱う取引所はCryptopiaのみですが、
現在、いくつかの主要な取引所と交渉中とのことです。
Moneroと血を分けた(袂を分かつた?)通貨として、
あるいはマイニング候補の通貨として、
Electroneum(ETN)の動向をチェックしてみてはいかがでしょう?
YoBitといえばCryptopiaやCoinexchange.ioと並ぶ、草コインの登竜門として有名ですが・・・
何かあったのでしょうか?かなりの怒りが見て取れます。