仮想通貨プラットフォームの多くが目指す送金、決済市場。そこにまたひとつ、独自のブロックチェーンを引っさげた非中央集権型の仮想通貨が颯爽と?あらわれました。今回は名前がかっこいいプラットフォーム、Electra(エレクトラ)コインが購入できる取引所をご紹介してみようと思います。
Electraについてざっくりとおさらい
Electraプラットフォームについて
Electra(エレクトラ/通貨コード:ECA)は
独自システム・エレクトラブロックチェーンによって設計された仮想通貨です。
セキュリティーと消費電気を効率化されたNIST5というハッシュアルゴリズムを用いており
仮想通貨決済における、
- 送金・決済の素早さ
- 低コスト(手数料の安さ)
- 強固なセキュリティー
- 柔軟なスケーラビリティ対応
といった点で強みを持ちます。
ECAはCommunity Driven(コミュニティー駆動型)トークンと呼ばれ
Electraの経営権を持つCEOや
それによって執り行われるICO等は実施されず
非中央集権型の通貨を目指しているとのこと。
エレクトリックっぽいサイケな語感がブロックチェーンらしいと思いきや、
『Electra(エレクトラ)』はギリシャ神話の登場人物で、
オネアノスとテティスの間に生まれた女神の名、現在でも女性の名前として採用されるのだそうです。
トークンECAについて
ElectraのトークンECAはスペックです。
- 発効日:2017年3月17日
- 最大発行枚数:30,000,000,000 ECA(300億 ECA)
- ※1,000,000,019 ECAがプリマイニング(事前発掘)されています
- 最小単位:0.001
- ブロック生成間隔:5分(1日あたり288ブロック)
- アルゴリズム:NIST5
ECAウォレットが公式から入手可能です。
ECAが購入できる取引所
ECAは現在、日本国内の取引所では取扱いされていません。
ECAを購入するにはウォレットに準備あるいは国内取引所で購入したビットコイン(LTC)、
あるいはライトコイン(LTC)を対応取引所へ送金し、購入します。
現時点(2018年1月22日)で
ECAを取り扱う取引所は2取引所です。
Coinhouse
あまり聞きなれない名前ですが、
執筆現在(2018年1月22日)で
もっとも1日あたりのECA取扱量が多いのがCoinhouse取引所です。
とはいっても総量は全体の60%ほど、
もう一方のCryptoBridgeが40%でとわりと二分しているため
個人的にはCryptoBridgeの利用をオススメします。
ちなみにドメイン非公開ながら
アメリカ所在の取引所ではないかとウワサされています。
CoinhouseでのECA通貨ペアはBTCのみとなります。
CryptoBridge
最近人気の分散型取引所(DEX)、
CryptoBridgeでもECAを取り扱います。
日本語にも対応して扱いやすく、
日本人利用者も多いのがこの取引所の良いところです。
とくに普段ZAIFを利用している方であれば、MONA建ての通貨が豊富で、
人気通貨も多いこちらを利用すると良いかもしれません。
ECA通貨ペアはビットコイン(BTC)のほかに、
ライトコイン(LTC)も対応しております。
まとめ
現在ECAを取り扱う取引所は2わずか箇所のみにとどまりますが、
将来的には取扱い取引所を増やし、
Community Drivenという名にふさわしくコミュニティを発展させるとのこと。
CryptoBridgeでもMONAやBitZeny、XPといった
コミュニティー通貨が話題になって間もない今日この頃なので、
コミュニティー通貨に興味がお有りの方は要チェックのコインかもしれません。