いざ仮想通貨を買おうと思ったときに、販売所と取引所どちらで買った方が良いか?迷った経験はありませんか?
今回のマネオラは、仮想通貨の販売所と取引所の違いを分かりやすく説明していきます。
今回も動画(4分40秒)をご用意しているので、ぜひご覧ください!
Contents
販売所と取引所って?
まず、販売所と取引所についてのよくある失敗例を紹介します。
例えばビットフライヤーでビットコインを買いたい場合、
「ビットコイン販売所」
「ビットコイン取引所」
という紛らわしい2つが用意されているのです。
「ビットコイン販売所」の方が上に表示されているので、こちらで買ってしまうとなんと…
取引所(取引板)で買うよりも高い値段で買う羽目になってしまいます!
仮想通貨を安く買いたいなら、販売所より取引所(取引板)
これを覚えておきましょう。
販売所と取引所の違う点3つ
それでは具体的に販売所と取引所の違う点を説明していきます。
1.仮想通貨の価格が違う
下図はある時点のビットフライヤーの取引所と販売所の価格をキャプチャしたものです。
同じ時刻なのに、購入価格は販売所の方が価格が1%ほど高くなっています。売却価格は、販売所だと安くなっています。
取引所は、コインを持っている他のユーザーから売ったり買ったりできるのに対して、取引所は運営会社の在庫から売買するので手数料が上乗せ(または天引き)されてるんです。
だから取引所で買うと、市場価格より買うときは高く、売るときは安くなってしまうのです。
販売所のメリット
- 価格が安定している
- 簡単に売買ができる
- ユーザーが少なくても売買が成立する
販売所のデメリット
- 運営の手数料が乗せられるため、買うときは高く売るときは安い
取引所のメリット
- 販売所より購入価格が安く、売却価格が高い
- 売買の機能が充実しているので戦略的な立ち回りが可能
販売所のデメリット
- 板を見ながら注文を入れるので、初心者には難しい場合も
- 板とサーバーの状況によっては不利な価格で約定してしまうことも
2.各社ごと展開の仕方が違う
仮想通貨取引所ごとに、販売所や取引所の展開の仕方や名前が異なります。
アルトコインには販売所しかない会社もあれば、全て板取引(取引所)で売買できる会社もあるので、注意が必要です。
ビットフライヤーの場合
日本円によるビットコイン購入/ビットコイン立てEthereum/BitCoin Cashの売買が、ライトニング取引所で可能です。
その他のアルトコイン(ライトコインやMONAなど)は、取引所での売買となります。
コインチェックもビットフライヤーと同様で、ビットコインは取引所で、アルトコインは販売所で売買ができます。
Zaifは「簡単売買」という販売所もありますが、基本的にアルトコインも含めて取引所で全て売買できるので、取引所で売買するユーザーがほとんどです。
ビットバンク(bitbank.cc)は取引所のみです。
GMOコインはユーザー間に運営が仲介する「相対取引」という方式がありますが、感覚的には販売所に近いものです。
DMM Bitcoinの現物取引も「相対取引」方式です。
3.コインの買い方が違う
取引所と販売所では、コインの買い方が違います。
買い方の違い
- 販売所:
価格は決まっているので、買いたい数や売りたい数を指定するだけ - 取引所:
指値注文を板に並べ、他人に拾われた時点で約定(売買が成立)
ただし成行注文(価格を指定しない注文)も可能
取引所での指値注文は慣れが必要ですが、小額取引から板取引に慣れてみましょう。
取引所と販売所の見分け方
初めて使うサイトで「どれが取引所で、どれが販売所かわからない…」という場合には、次の方法で確認してみましょう。
見分け方のポイント
- 取引板の有無(板があれば取引所)
- 他の取引所と価格を比較してみる
販売所と取引所、どちらがオススメ?
販売所と取引所はそれぞれ一長一短あることがわかったでしょうか。
まとめてみると、
販売所は
・簡単に売買したい初心者向け
・アルトコインの取引所が無い場合
取引所は
・ユーザー需要の高いコインを、ユーザー間でトレードする場
ということになるでしょう。
最後に
販売所と取引所の違いや、使い分けが理解できたでしょうか?
最後にもう一度おさらいに意味でも動画を見直してみることをオススメします。
↓ ↓ ↓
販売所と取引所をうまく使い分けて、有利に取引しましょうね。