よく手数料が高いとウワサされるcoinchek(コインチェック)取引所。
実際に高いのかいきなり調べてみました。
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便利ですねcoincheck
扱いやすい操作画面にアプリケーションに、
実績のある人気通貨を多く取り揃え、
チャットも大いに賑わうコインチェック。
その他ビットコインの貸し出しや
アフリエイトキャンペーンといった
仮想通貨を取り巻くさまざまな部分に
細かい配慮が行き届いていると思います。
同時に
ちょっと手数料が高いような気がするとも感じます。
ビットコイン取引高でbitFlyerを抜き
日本一となったcoincheck(コインチェック)。
今回は
コインチェックが突っ込まれてほしくなさそうな
手数料のあれこれについて突っ込んでみたいと思います。
一見すると良心的・・・?
↑コチラは表記上の手数料です。
同じく大手のbitFlyerやZaifとそこまでの違いは無いように思えます。
見える手数料と見えない手数料
表記上の手数料がそんなに高くないのであれば
今度は見えない手数料を見てみましょう。
具体的にはスプレッドと呼ばれる手数料です。
スプレッドとは?
スプレッドとは
特定のコインにおける売り注文と買い注文の差を表します。
一般的に、
時価総額が高く(=流通量の多い)、
高騰や急落の状態にない安定したときほど、
スプレッドは小さくなります。
逆を言えば
あまり流通量の無い
極端な値上がりや値下がりをしている状態のコインだと
凄まじいほどのスプレッドが
取引時に手数料として課せられてしまうのです。
どのような相場でも
売りと買いの差がある以上は、
表示されている販売価格で買えることは絶対にありません。
ではどれくらいの差があるのか
実際に見てみましょう!
ビットコインのスプレッドを見てみましょう
↑こちらはコインチェックで販売されているビットコインの表示価格です。
283,132円で買えそうです。
早速購入してみましょう。
284,630円・・・
一瞬で値上がりしたのでしょうか?
そんなことはありません。
表示販売価格にスプレッドを掛けたものが実際の購入価格となるのです。
このときのビットコインは
非常に安定している状態でしたが、
それでも0.5%(1BTCで1450円ほど)の
隠れた手数料が徴収されます。
このスプレッド、
どの取引所でも存在するのですが
見た感じは他の取引所と変わりが無く、
そんなに高いと思えるようにも感じません。
価格の高騰しているアルトコインを買おうとすると・・・
今度は
価格の高騰しているアルトコインを購入してみましょう。
現段階でロケットしていそうなのは
Litcoin(ライトコイン/LTC)ですね。
5692円です。
グイグイ上がってます。
(※最終的に6400円ほどにまで上昇しました。買っておけばよかった・・・)
これを購入しようとすると・・・
5810円。
ビットコインの場合に比べ、
あきらかにスプレッドが大きいです。
その数値は2%と、
0.5%だった平常時のビットコインに比べて4倍の開きがあります。
お墓までライトコインを持っていく人は少ないと思うので
売却も想定してみましょう。
こちら売却価格は5574円。
やはり表示価格から購入時と同様に2%のスプレッドが差し引かれています。
この時点での相場のライトコインは
購入する際に2%の手数料を払い、
売却時に2%の手数料、
つまり合計で4%もの手数料を払う必要があるのです。
※ひどいときはさらに大きくなります
コインチェックがアルトコインを海外から仕入れて販売するため
代理手数料としてスプレッドを大きく調整するのも分からなくもないですが、
これでは「購入したアルトコインはホールドが安定」と呼ばれても仕方ないのかもしれません。
なんだかコインの楽しみ方を抑制しているようでもったいないですね。
まとめ
コインチェックは魅力的なアルトコインを多く揃えますが、
デイトレードのような頻繁な売り買いには向かない取引所であることは確かです。
頻繁に売買するのであれば
PoloniexやBITTREXといった
スプレッドの小さな海外の取引所を利用しましょう。
取引回数の少ない中長期の運用であれば
スプレッドをあまり気にすることも無いので
coincheckで購入して眺めるのは大いにアリだと思います!
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