COMSAのICOで利用できるということで海外から新たに認知されたり、価値が見出されつつあるNEM。今回はCOMSAのICOのためにNEM(通貨単位:XEM)を準備したいという方や、単純にNEMが欲しいという方に、NEMを買うことができる仮想通貨取引所をまとめてみました。購入先の検討にお役立てください。
Contents
さっそくNEM(XEM)を取り扱う仮想通貨取引所をご紹介します
※2018年2月4日改定。取引公開銘柄は市況によって新たに追加、あるいは廃止と目まぐるしく変化するため、取引所をご利用の際は取引所や公式サイトでご確認をお願いします。
【国内】Zaif(ザイフ)
Zaif取引所を運営するテックビューロ(代表:朝山氏)が
世界最大のNEMコミュニティー組織であるNEM財団の日本ディレクターを務めているため、
NEMの取扱いに関してはこちらを利用するのがベストだといえます。
事実、世界中で取引されるNEM(XEM)のうち
実に45%以上のNEMがZaif上でトレードされているという、世界最大のNEM市場です。
日本国内の仮想通貨取引所としては
かの有名な東京Mt.Gox取引所についで、2番目に長い歴史を持つ取引所であり
同じく国内取引所のコインチェックと比べ
NEMの価格が圧倒的に安いのがなによりの魅力。
また、仮想通貨のほかにトークンを取り扱う、国内では貴重な取引所であり
カウンターパーティー(XCP)系のトークンや
自社発行のZAIF、COMSAのトークンCMSなどを購入できるのもZaifだけです。
MONAやPEPECASHといった
おもしろ銘柄を購入できるのもZaifならではの銘柄ですね。
(※bitFlyerでもMONAの取り扱いが開始されましたが、販売所のみでの取り扱いのためかなり割高です)
また、他の国内取引所にはない
独特なサービスを展開するのがZaifのひとつの特徴でもあり
- COMSAプラットフォームによる国内発の大型ICOと連動
- 取引所トークン『ZAIF』の発行
- 取引所チャットにチップ(投げ銭)機能を実装
大本のテックビューロと連携して
これらアッと驚く新企画を打ち出してくれる、なかなかチャレンジングな取引所だったりするのです。
ただし、Zaifのシステムが取引操作に慣れない初心者の方にとっては少々とっつきづらいUIであったり、
混雑時には注文が通りづらいといった
サーバーの貧弱さも昔からあいかわらず指摘され続けている状況です。
(※買い時や売り時で注文が通らないというのは実際かなりのストレスだったりします)
- NEMを中心に運用を行う
- COMSAやMONA、PEPECASHといったおもしろトークンに興味がある
- 取引所自体のおもしろキャンペーンに興味がある
という用途であれば、
Zaifを利用するのがもっともベストでしょう。
もちろんビットコインやイーサリアムといった定番の通貨も取り扱うのですが、
わたしは実質、NEMやMONAの取引用、
あるいはCOMSAのようなイベント限定の取引所として利用してます。
Zaif取引所の登録は
コチラからどうぞ!
【国内】coincheck(コインチェック)
コインチェックは現在(2018年2月4日)、取引業務が停止している状態です。
再開は未定となっておりますので、それまでは様子見に徹するようお願いします。
bitFlyerを抜いて
日本一のビットコイン取引高を誇る取引所となったコインチェック。
その秘訣は
初心者でもすぐ馴染むその扱いやすさ、
なによりかんたんな操作性でしょう。
実績のある13種類のコインを取扱い、
(良くも悪くも)賑やかなチャットや
出先で便利なスマホアプリが揃うため、
NEMや他の仮想通貨もひっくるめて遊ぶのであればコチラが一番のオススメです。
一方で
(アルトコインに関して)coincheckが一度コインを買い上げて販売しているため、
スプレッドも含めた手数料が割高という欠点があります。
【海外】Poloniex(ポロニエックス)
※現在では本人確認書類の提出が義務付けられており、新規の方が利用を始めるにはオススメしにくい取引所となってしまいましたのでご注意ください
日本ならではの人気を誇るNEMですが、
海外の取引所でも購入することができます。
そのひとつがPoloniexと呼ばれる海外取引所です。
むしろアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の購入に関しては
海外取引所での購入を勧める日本人プレイヤーも多く、
手数の多い短期売買においては、スプレッドも含めた
手数料の安い海外取引所の使用が前提と言われているほどです。
また海外取引所では
価格を上げる前のコイン(草コイン)がたくさん埋もれており、
将来の値上がりを見越す、トレジャーハント的な使用方法で
草コインを買い集めるユーザーもいたりします。
海外取引所を利用するデメリットとしては、
日本円の入金が対応していないため
代わりとなるビットコインを購入・送金するために
あらかじめ国内取引所への登録を済ませておく必要がある点と、
送金やアカウントの停止といったトラブルに見舞われた際は
英語での対応が求められることでしょう。
しかしその点を含めても、
海外取引所の利用は仮想通貨取引に関して
有り余るほどのメリットが含まれているのです。
【海外】Bittrex(ビットレックス)
※こちらもPoloniex同様、現在では本人確認書類の提出が義務付けられており、新規の方が利用を始めるにはオススメしにくい取引所となってしまいましたのでご注意ください
BittrexはPloniexと同じく海外の仮想通貨取引所です。
Poloniexを超える取扱いコインの豊富さが魅力的(約200種類)で、
最近では王者と言われたPoloniexよりも
Bittrexのほうが利用者が多いようなイメージですね。
(※わたしのサイトでもpoloよりBittrex系のアクセスのほうが圧倒的に多いです)
日本に比べると手数料(スプレッド)が圧倒的に安く、
海外でICOを終え、上場したばかりのコインがどんどん追加されているので
これらの刺激を求めるのであれば是非利用してもらいたい取引所です。
ただしこちらもPoloniexと同じく、
ビットコイン購入・送金元となる国内取引所の登録が必要になる点と
トラブルの際には自力で調べ、
英語にて対応するサバイバルの心得が必要になってくるところが欠点でしょう。
また、これまでの海外取引所は
国内取引所のような本人確認を行わなくとも
匿名アカウントである程度の取引が可能でしたが、
海外情勢の変化により
Bittrexにおいては2017/8/1以降に作成されるアカウントについて、
住所と氏名、生年月日の登録、SNSによる認証を行わなければコインの出金(他所への送金)が不可能になりました。
まとめ
NEMを購入するのであれば、
これら国内取引所を利用する方法が一般的でしょう。
(Zaifが世界最大のNEM市場なので、わざわざ海外へ出向く必要が無いのです)
- COMSAのICOを利用するのであればZaif
といったところなのでしょうが、
とくにどれかひとつだけを選ばなくてはいけない、ということはなく、
それぞれに良いところや悪いところがあるので、
一通り触っていただいた後に
自分に合った取引所を選んでいくというのもアリかと思います。
また、取引所のアカウントが多いほうが
突然に海外コインが欲しくなったり、
COMSAのような話題の案件にも柔軟に対応できますので、
ぜひ、いろいろと試してみてくださいね!
世界最大のNEMマーケット、
Zaifの利用方法をまとめてみました。