良さげなコインを購入しただけなのに
なぜかマイナスに・・・
それは、
スプレッドが広すぎたことが原因かもしれません。
スプレッドという名の手数料
「スプレッドでかすぎて無理」
「ぼったくりスプレッド」
よく見かける怨念ですね!
寺銭や
ショバ代と揶揄されるスプレッド。
今回は
用語解説という名ばかりの
グチになるかもしれません・・・
スプレッドとは
取引所で売り買いをしている
取引通貨の価格差(Spread)を指します。
買値が105円
売値が95円だとしたら
スプレッドは10円です。
仮想通貨の取引所は
おもにこのスプレッドを利益にして成り立っています。
ククク・・・
これこそが・・・真の手数料・・・っ!!!
オモテに表記された手数料は
真の手数料を暗躍させるための
影武者にすぎないのです。
これがかなりえげつない制度で
仮想通貨という実体の無いものを
右から左に投げる(振りをする)だけで
二重のお金が転がり込んでくるのですから
大手が
取引所の開設に目をつけるのも納得できますね!
取引所と通貨の違いによるスプレッド
一般的に
人気通貨で
よく売り買いされるコインであったり
ユーザーが多く
一日の取引量が多い取引所ほど
スプレッドが狭くなる傾向にあると言われます。
逆に
ニュースや何らかの事情によって
通貨が高騰したり
急落した際は
コイン価格のスプレッドが広く(大きく)なるのが特徴です。
また
「国内最狭スプレッド」
と、うたう取引所もあるように
取引所自体の調整なんかが絡んでくるのもポイントです。
・安定するほど狭く
・暴れるほど広く
なるのが、スプレッドなんですね!
通貨のお取引の際は
いつもチェックしておきたい項目のひとつです。
コインを購入した時点からマイナススタート・・・
スプレッドが存在する以上、
ユーザーは取引ごとに毒のダメージを受けていると考えてください。
その一方で
取引所としては
スプレッドで稼ぎたいわけでして
なかなかスプレッドが改善されることはありません。
(逆にユーザーのサイフのヒモが固くなることに気付かないのでしょうか^^;)
コインを買い足したいけど
スプレッド分を取り返すだけでもなかなか先が長そう。
もぅマヂ無理・・・
ユーザーに
「売り買いがばからしい」と言われ
コインを塩漬けされると
取引が発生しない=取引所が儲からないので
取引所としては、困ったことになってしまいます・・・
チャットの罠
そこで!
売り煽りや
買い煽りで
取引を促進させるための広告が
取引所に設置されているチャットです。
翻訳こんにゃくを頭に乗せ
彼らの声に耳を傾けてみましょう・・・
「ガラ売りキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「今が買いだ!」
「ロケットキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「利確しないとか情弱」
「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「これはもう年内○○円確実!」
「キタキタキタキタキタキタキタ!!!1」
「http://○○○・・・」
放置しておくだけで
勝手にユーザー同士が煽ってくれるので
タダで広告が打てちゃう感覚に近いのではないでしょうか?
目の付け所が良いというか、感心しますね!
まとめ
ユーザーは
いろいろ取引したいのが本音なのですが
スプレッドの存在が
それを許しません。
なので
通貨の運用法として
約束された勝利である
特大のガラ待ちか、
年単位の塩漬けが、
現状、もっとも安定とされています。
(もしくはPoloniexに亡命しましょう)
どちらも
取引回数を減らすために生み出された知恵ですね!
大企業である
GMOやSBIが参入して
風通しが良くなるというか
多少なりとも健全(遊びやすく)になって欲しいものですが
そういう観点でこの2社を見ると
たぶん、ダメっぽいですねw
なお、
『仮想通貨』ネタは、他にも40ほど
お役立ち記事を書いていますので、
あわせてご覧ください。
[…] 最後のスプレッドは、取引板での、 『買いたい人の入札の最高価格』『売りたい人の入札の最低価格』の差。 5%や10%など変動。 詳細はこちらの記事でも。 […]