仮想通貨のセミナーに誘われたことはありますか?第一声が「儲かるから」とくれば、それは詐欺の可能性大です。巻き込まれたり片棒を担がせられないようご注意ください。
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仮想通貨の地の底の底でうごめく詐欺師
儲かる話には裏がある、とはよく聞きます。
実際に仮想通貨で儲かっている人は多く存在します。
仮想通貨そのものは、
市場の自由化を目指したり
送金や決済の利便化を図ったり
すばらしい構想を持ったプロジェクトが多いのですが、
投機性の高い分野であることから
これに乗じた詐欺師が発生しやすい分野でもあります。
「将来高値で売れる」と変なコインを売りつけられたり、
実在するコインに変なコインやセミナー料を乗っけてぼったくったり
「クラウドマイニングで儲けよう」と契約金だけ奪って逃走・倒産したり
探すといろいろと出てきます。
今回は
いろいろなサイトを参考に
詐欺を見分ける傾向やワードを特選してみようと思います。
自衛や知人を救うお手伝いができたら此れ幸いです。
意外と分かりやすい詐欺の手法
コイン編
HYPEを謳っている
実態としては単なるネズミ講のようです。ビットコインの市場価値自体が今は伸びているので、ねずみ講だとしてもそれなりに儲かってしまう状況があるから、なかなかややこしい……。
とりま、「HYIP」というキーワードが出てきた時点で、相当警戒した方がいいですね。そのお金があるなら、そもそも現物でビットコイン買ったほうがいいと思います。
引用記事:BLOGOS/「ビットコイン詐欺」に注意。手法と注意点を整理するよ。
購入者を紹介すると利益倍率ドン!などといった
人づてに購入者を増やそうとするプログラムです。
HYPEに巻き込もうと必死のウェブサイトやブログは
もう雰囲気からして違います。
ぎらぎらしたあの吐き気がする感じ・・・完全にネ○ミ講ですね、ありがとうございます。
「ここでしか買えない」と謳っている
仮想通貨詐欺に代理店が使われる理由はお金を集めやすいからでしょう。実態を調べるためにあるセミナーに行ったことがありますが、彼らは9割以上本当の話をします。主にビットコインなど有名な仮想通貨の歴史などを話し、数千倍・数万倍の価値にするには早めに入手する必要があるという気にさせます。そして最後につく嘘が代理店です。1人から大金を集めることは少なく、数万円~10万円くらいを不特定多数から集めます。お金を渡してしまったら最後、戻ってくることはありません。
引用:ビットコインラボ/ビットコインなどの仮想通貨に代理店はある?詐欺に注意しよう。
セミナーを開催したり代理店を装って仮想通貨の右も左も分からない(だけど儲けたい)人に対し
「ここでしか買えません」「必ず儲かります」といった言葉で変なコインを売りつけたりしています。
最近ではカフェでも必死に売り込む詐欺師をよく見かけるようになりました。
すごい世の中です。
そのときはどうやら正真正銘のビットコインを売りつけようとしていたのですが、
取引所の存在を知っている人ならば100%そちらを利用するでしょう。
ビットコインの存在は知っているけど取引所の存在は知らない、調べようとしない。
そんな人たちは絶好のカモちゃんになってしまうのです。
「ここでしか買えない」「必ず儲かる」とは詐欺師やネズミ講の常套句です。
誰もが買えなければ
普及が目的のはずである通貨の存在意義に反していますし、
必ず儲かるならわざわざ必死になって勧誘する必要がないですよね。
わざわざセミナーを開いたり
代理店を通さないと購入できないコインには近づかないようにしましょう。
なぜか最低購入単価が設けられている
「手っ取り早く稼いで消えたいっ」って今にも聞こえてきそうです。
世間で評価された仮想通貨はだいたい数十円~数百円から購入できます。
おそらく世間の評価に値しないか架空のコインなのでしょう。
クラウドマイニング編
クラウドマイニングの説明は省きますが、暗号通貨界隈にいる人は一度は通った道であろうと思います。(上の画像は某クラウドマイニング業者)
私自身もクラウドマイニングで投資して、時に喜び結局最後は涙をのみました。
マイニングに興味はあるのだけれど
マシンの調達や管理が難しい人たちに向けた
クラウドマイニング(マイニング代行)サービスが最近増えてきています。
そこにもやはりHYPEの存在したり
架空のマイニングファームで詐欺を働く事例が後を絶たないようです。
クラウドマイニングの特徴として
マシンのレンタル料を契約月数分だけ先払いするシステムとなっており
この初期費用をかき集めてドロンする詐欺集団が後を絶たないようです。
大手よりも安値で高いハッシュレート(稼ぎ効率)をウリにしていることが多いのですが
冷静になって考えれば採算が合わないことにすぐ気付くでしょう。
まとめ
詐欺師は姿を隠したがるので
セミナーやHYPEのような人づての勧誘プログラムを利用することが多いようです。
どれも冷静になって考えればオカシイことに気付くでしょう。
『儲け』という単語はときに、瞬間的に人の判断を奪うのです。
騙されても自己責任の世界。
怪しい案件にはGoogle検索をかけて
自身のリテラシーを磨いていきたいものですね!