一時の喧騒も落ち着いた仮想通貨界隈で最近、
MLM(マルチレベルマーケティング、ねずみ講方式)にも似た配布方法から
SNSやブログ界隈で良くも悪くも話題となっているプロジェクトが動き出しました。
今回はそんなInitiativeQのトークンである
Qの受け取り方法について解説してみたいと思います。
ちなみに現在InitiativeQ(トークンQ)は
無料配布を受け取ることが出来ますが、
現段階(2018/11/7)で購入することはできません。
運営がお金を入手するため、ICOなり上場なり
どこかで購入できるタイミングが訪れることには間違いありませんが
他のエアドロップの例に漏れず、InitiativeQは買うべきものではないのかなと。
とりあえず話題ということでタダで貰って眺めて楽しむ、
といったライトな路線で楽しんで?いただければ、と思います。
なおこの記事の内容は
動画でも解説していますので、閲覧できる方はあわせてご覧ください。
Contents
InitiativeQとは?
概要
InitiativeQ(イニシアティブQ)は、現在のクレジットカードや電子決済に置き換わる
新しいに決済システムを開発・普及するために生まれた
ブロックチェーン決済ネットワークの一種です。
PayPalに買収されたFraud Sciences(※詐欺検知システムの一種)を過去に手がけた
Saar Wilfが立ち上げたプロジェクトとして触れ込まれていますね。
InitiativeQはイーサリアム上で動作しており
その流動通貨である『Q』は
ERC20トークンとして発行されます。
ダッシュボードを登録した人にQを配布中
InitiativeQでは現在、ダッシュボードを登録した人へ
トークンQの無料配布を行っています。
エアドロップとほとんど似たような感じですが、
少し異なる配布方法としては
登録方法に招待制を取り入れている点でしょうか。
これにより生成、配布されたトークンの価値が守られるための
信頼チェーンなる本人性を実現できるとのこと。
Initiative Q まさかと思って紹介リンクをつくりフリーメールでつくったアカウントを新規登録させるとクレジットがついた。つまり、だれでも幾らでもこれの連鎖でもらえるコインが増えるということ。(つまり何の価値もない〜)。
— ビッグストーン Bigstone (@bigstonebtc) 2018年11月5日
信頼性にはちょっと疑わしいところがありますが・・・
タダで眺めて遊ぶ分にはちょうど良い感じ(?)です。
トークンQの受け取り手順
トークンQは一般的なエアドロップと異なり、
招待コード経由でなければダッシュボードの登録、Qの受け取りが不可能となっています。
実際には
- 招待リンクを探す
- リンク経由でサインアップ
- ダッシュボードでQの受け取りを確認
- 上場を待つ
このような手順となっています。
ではQを受け取るための手順を見てみましょう。
1.招待リンクを探す
InitiativeQのトップページから
さっそくダッシュボードの登録(紫のボタン)を行おうとすると、
↑このような画面が出てきます。
公式ではFacebookやtwitterといった
SNSやあるいはブログ上で掲載される招待コードを経由しなければならない旨が記載されています。
この制度によってInitiativeQがMLMや
ねずみ講ということで取り沙汰されている状態ですね。
上記SNSの知り合いから経由しても良いですし
そんな知り合いはいない!という方はこちらに私の招待リンクを張っておきます。
あくまで無料配布なのでねずみ講には該当しないと公式で表明されてますが、
一定以下のヒエラルキ(階層)からお金を出して買ってもらうことを期待していると言わざるを得ませんね。
こういった表記がかえってアヤシイ・・・
というわけで通常のエアドロップと同じく
タダで貰った分だけ握ってその行方を気軽に楽しむのが良いでしょう。
2.リンク経由でサインアップ(登録)
リンクを経由すると一見普通のトップページに飛ばされますが
紫の『スポットを予約』を押すと
ダッシュボードの登録画面に移ることができます。
招待リンクを経由したページ先で
- 名前
- メールアドレス
- パスワード
の記入、送信を行い
入力メールアドレス充てに来た
確認のリンクを踏めばダッシュボードの登録が完了します。
こういう類のものに参加すると
必ずといっていいほどスパムメールが飛んできますので
こういったエアドロップに参加する場合にはエアドロップ専用あるいは捨てメールアドレス、偽名の使用が鉄則です☆
またGoogleやSNSと関連付けることもできますが
タイムラインなどが汚染される可能性が高いため
これらの使用は非推奨です。
(※仮想通貨あるいはエアドロップ専用のSNSアカウントであればこの限りではありません)
3.ダッシュボードでQの受け取りを確認
トップページからログインを行うとダッシュボードの画面に遷移し、
およそ3,000ほどのQが受け取れていることを確認できます。
↑画面では8,000程度のQがありますが、
これはリンクを経由した方がいらっしゃるためです。ありがとうございます!
(※貰える量は経過によって少なくなっていく、とのこと)
目標価値は1Qあたり1アメリカドルとのことですが
まずありえないでしょう。
(※簡単な自演招待が可能な時点でそこらのエアドロップトークンよりも価値が低くなる可能性もあります)
おそらくsatoshi(1satoshi=約0.007円)レベルの戦いになるのでは、と個人的に予想していたり。
くどいようですが、タダで眺めて楽しむためのトークンだと割り切りましょう!
4.取引所への上場を寝て待つ
どこで集金を始めるかのタイミングにもよりますが、
例えばICOといったセールや、例えば保証のための購入(Qを出金するためにダッシュボードの10%相当量を新たに購入しなければいけないといった類。よほど怪しいところでない限りはありえない)といったような、
他通貨による購入、交換イベントが行われない限りは
無料で配布している以上、いつまで経っても運営にお金が入ってこないため
Qは必ずどこかの取引所へ上場するはずです。
現在は上場に関する情報は不明(ホワイトペーパーが存在しない!)ですが、
結果が出るのはおよそ1年先だと予測されています。
予想外にプロジェクトが発展していたり、
あるいは奇跡的な決済革命が起きた時のことを想像したのち
Qのことはすっぱりと忘れてしまうのが良さそうですね!
(※万が一を考えてダッシュボードのログイン情報は忘れないようにしておきましょう!)
まとめ
招待制のエアドロップは意外にもそこまで珍しいものではなく
(私も過去に2回ほど参加したこともありますが
InitiativeQほどの話題性もなし、現在では名前も思い出せない程度のものです)
どこでハメ込んでくるのかと傍観者を気取る一方で
タダで貰っている以上はとやかく言えないという現実もあります。
このあたりの巧妙さは
大石さんのツイートで分かりやすく解説されていますね↓
(1) Initiative Qが今日になって流行ってます。コメントを求むという声が周りから多いので、コメントと予測を書いておきます。
結論からいうと、これは人々の愚かさを示す記念碑てきなプロジェクトだろうということです。つづく・・— ビッグストーン Bigstone (@bigstonebtc) 2018年11月5日
もしかしたら話題になっているからと
InitiativeQの購入方法を検索された方もいらっしゃるかもしれませんが、
個人的にInitiativeQはエアドロップの類であり
あくまでも買うものではなく貰うものとして捉えるべきなのかなと思うところです。
↓下記記事では少し辛口なQの評判についてご紹介しております。
念押しで買わずに楽しむ、といった理由も納得できるかもしれません。
最後にもう一度、
動画解説の方も載せておきますのでお役立てください。
[…] […]