ブロックチェーンでWifiを繋げるプラットフォームがICOを終えて取引所へと公開されました。今回はQlinkのトークンQLCを取り扱う取引所をご紹介してみようと思います。
Contents
Qlinkについてざっくりとおさらい
Qlinkプラットフォームについて
Qlink(キューリンク/通貨コード:QLC)は
シンガポールで開発された
分散型モバイルネットワーク構築のためのプラットフォームです。
ブロックチェーン上でおもにWifiを中心とした
オープンソースの通信インフラストラクチャを構築することに専念しており
その内容として以下のようなサービスが挙げられます。
分散型グローバルWi-Fi共有ネットワーク
ユーザーはWi-FiホットスポットをP2Pで共有し、
QLCトークンで報酬を受け取ることができます。
↑これは自身がQlinkプラットフォーム上で
Wifiネットワークのアクセスポイント(ピアー)として貢献することで
報酬を受け取れるサービスでしょうか?
マイニングに近いものかと勝手に予想しています。
従来のWifi共有で心配されたセキュリティーの問題も
ブロックチェーンを用いることでしっかりと対策なされているそうです。
分散型請求システム
ユーザーはコンテンツ配信用のモバイルデータを購入することができます。
従来の通信料金請求のシステムをスマートコントラクトに置き換えることで
無駄なコストの削減が可能になります。
分散E2P SMSサービス
ユーザーは未使用のSMSを企業に売ることができます。
分散型テレコムインフラストラクチャ
ユーザーは、LTE-UプロトコルとPoWおよびPoSコンセンサスアルゴリズムのマイニングをサポートするQlink BaseStationsを導入できます。
トークンQLCについて
- 総発行量:600,000,000 QLC
- ICOでの1QLCあたりの価格:0.0025 NEO(1NEO12,500円換算で約31円)
まだ取引所へ公開されて間もなく
現在はICO価格(31円)付近に下げている状態ではありますが
取引量もまずまずで、これからの変化に注目したいところです。
QLCが購入できる取引所
QLCは現在、日本国内の取引所では取扱いされておりません。
QLCを購入するには国内取引所で購入したビットコイン(BTC)、
を以下の取引所へ送金し、購入します。
現時点(2018年1月24日)で
QLCを取り扱う取引所は2取引所です。
KuCoin
Binanceに似たUI、それを上回る配当型トークンKCSの発行によって
現在人気が急上昇中の取引所、
KuCoinでQLCの購入が可能です。
日本語にも対応しており
Binanceと同様に使い勝手のよい取引所のひとつです。
QLC取引量は執筆時点(2018年1月24日)で
QLC取引高全体の90%以上を占めており、
手数料も安く、安定したスプレッドで取引が可能です。
またKuCoin取引所の特徴として、
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のほかに
NEOと通貨ペアをもつ特徴があります。
中国で人気のNEOも運用している方にとって
ビットコインキャッシュ(BCH)やライトコイン(LTC)ともNEOの通貨ペアを持つ
KuCoinの選択は有効なひとつと言えるでしょう。
ビットコインやその他通貨の入金アドレスは
上部メニュー$マークの『入金』から発行することができます。
通貨を間違えないように注意されてくださいね!
Gate.io
QLC全体取引量の90%以上をKuCoinが占めますが
残り10%未満の取引量を受け持つのが
KuCoinと同じく中国の取引所であるGate.ioです。
UIがBinanceやKuCoinに準じており、操作しやすそうな印象はありますが
KuCoinに比べて取引量が少なく、不安な面も残るため
私としては現在のところはKuCoinでの取引をオススメしておきマス。
Gate.ioの特徴として
いくつかの通貨がQTUMと通貨ペアを持つ点が挙げられますが
QLCとの通貨ペアはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のみとなります。
まとめ
東南アジア、シンガポール発のプラットフォームとして
取引所公開が始まったばかりのQlink。
ピア報酬はプラットフォームの普及(利用者)次第といったところでしょうか?
ハッシュの変わりにモバイル通信を供することで
プラットフォームから報酬が受け取れる仕組みは面白いと思います。
QlinkのトークンQLCの購入は
OLC取引高数値のほかにも配当型トークンで定評のある
KuCoinをオススメします。