Ethereum(イーサリアム/ETH)

【高騰まとめ】イーサリアム(ETH/Ethereum)高騰の理由まとめ

ビットコインの価格上昇の
インパクトは強すぎですが、
イーサリアムもひっそりと
史上最高値を更新しています。

今回は、
そんなみんな大好き
イーサリアムの
価格高騰をまとめました。

今後の投資材料として
お使いください。

イーサリアムについてざっくりおさらい

イーサリアムは、
ヴィタリック・ブリテンという
ロシアのハッカーによって
構想されました。

イーサリアムの開発は、
2013年頃から始まって、
2014年9月には、
ICOで約16億円弱の資金を
調達しました。

イーサリアムは、
分散型アプリケーションプラットフォーム
です。

EVM(Ethereum Virtual Machine)という実行環境の上で、
イーサリアムのブロックチェーンを使って
アプリケーションを作成することができます。

開発言語”Solidiy”は、
どんなプログラムも記述可能(チューリング完全)なため、
ありとあらゆるプログラムを作成することができます。

イーサリアムといえば、
スマートコントラクト」という言葉が有名です。

イーサリアムは、
ビットコインとは違って、
ブロックチェーン上に
コントラクト(契約)を
書き込むことができます。

これによって、
第三者機関の保証を必要とせず、
さまざまなコントラクトを
当事者間で自動執行することができます。

また、
イーサリアムのコントラクトを
組み合わせてアプリケーションを
作成することができ、
それらをDapps(Decentralized Application)と
呼びます。

イーサリアム価格高騰まとめ

次のチャートをご覧ください。

2016年頭から2017年2月まで、
1,000円以下で推移していた価格が、
2017年3月に入ってから、
ジワジワと上昇しはじめている様子が
わかると思います。

そして、
現在に至るまでに
3回の価格高騰をしています。

ここでは、
それぞれのフェーズに番号を付けて、
イーサリアムが高騰した背景について
説明したいと思います。

【高騰①】2017年5月15日〜2017年6月12日 (10,285円→43,807円)

ヴィタリックとプーチン大統領の会談

ロシアのプーチン大統領は、
仮想通貨の発展に
積極的な姿勢をみせており、
特にイーサリアムへの関心が高いと
いわれています。

そんな中、
2017年6月1日には、
イーサリアム創業者の
ヴィタリック・ブリテンと
プーチン大統領が会談をしたという
ニュースが報じられました。

大国ロシアがイーサリアムを支持するという情報は
イーサリアム相場にとって好材料になったことでしょう。

ICO需要の高まり

“Mobile Go”のICOが
史上最高額約53億円の
資金調達を実現したことからもわかるように、
企業やプロジェクトのICOによる資金調達活動が
活発化しました。

ICOで売られるトークンを購入するの
にイーサリアムを使用する案件が
とても多かったため、
ICO需要が高まると共に、
イーサリアムの価格も高騰したと
考えられます。

イーサリム同盟(EEA)

イーサリアムの技術を支持する
企業連合であるイーサリアム同盟(EEA)
トヨタやサムスンなどのアジア大手企業が参加する
という発表がありました。

それ以外にも、
80社以上がイーサリアム同盟に所属しており、
イーサリアムの価値を裏付けています。

イーサリアムがビットコインを上回る発言

仮想通貨ヘッジファンドである
ポリチェーン・キャピタルの
オラフ・カールソンウィー最高経営責任者(CEO)が
ETHの価値は2018年末までに
ビットコインを上回る可能性がある

と発言しました。

根拠としては、
イーサリアムは資金に恵まれた
有機的な開発者エコシステムで、
開発が迅速であるためとしています。

この発言を契機に、
イーサリアムの買い需要も
増したと想定できます。

【高騰②】2017年8月20日〜2017年9 月1日 (32,290円→42,596円)

メトロポリス(Metropolis)の発表

イーサリアムのアップデートは
4段階に分かれ、
既に第一弾のフロンティア(Frontier)と
第二弾のホームステッド(Homestead)は
実施されています。

メトロポリスは、
第三弾のアップデートです。

メトロポリスはさらに、
ビザンチウム(Byzantium)と
コンスタンティノープル(Constantipole)の
2つのハードフォークによって
実行されます。

メトロポリスの目的は、

  • 匿名性の強化
  • スマートコントラクトの簡略化
  • セキュリティの強化
  • マイニング難易度の現象

です。

メトロポリスは、
性能向上のための
アップデートであるため、
期待値も高く、
価格の高騰の大きな要因に
なったことは明白です。

ビザンチウムは既に行われ、
コンスタンティノープルは
2017年末〜2018年年始に
実施される予定です。

【高騰③】2017年11月10日〜2017年11月27日(34,211円→53,820円)

イーサリアムで仮想通貨初の社債発行

イギリスでETHを使った社債発行準備が
行われているというニュースがありました。

債権を発行するのは
イギリスのLuxDeco社の予定です。

現時点では、確定ではなく、
明確な日付も提供されていませんが、
もしこれが成功すれば、
続々とETHによる債権発行が成される可能性があり、
相場にとって、ポジティブな材料となりました。

BTCとBCHの混乱の影響

この時期、
BCH価格が急騰したため、
ビットコインの送金詰まりが
発生しました。

そのため、
送金手段をビットコインから
イーサリアムに切り替える人が
増えたため、
価格の高騰に繋がった
というシナリオが考えられます。

イーサリアムの今後の上げ材料

コンスタンチノーブルとセレニティ

イーサリアムには、
メトロポリス後半である
コンスタンチノープルと
アップデート第四弾セレニティーの実行が
残されています。

特にセレニティーでは、
マイニング方式を
PoW(Proof of Work)から
PoS(Proof of Stake)に
移行する
ことが
計画されています。

PoWは、
マイニングにおいて
仕事量(Work)=計算量が大きい人ほど
報酬がもらえる仕組みであることに対して、

PoSは、
所有している仮想通貨の量が多いほど、
マイニングで報酬を得る確率が上がる仕組みです。

PoSは、
PoWのさまざまな問題を
解決できるともいわれており、
実装されれば、相場にとって
プラスの材料になる可能性は高いです。

ICO需要の更なる拡大

ICOの勢いは最早止まるところを知らず
玉石混交のプロジェクトが存在します。

各国の法規制もその成長速度についていくことができず、
無法状態となっているところもありますが、
次世代の資金調達方法として、
ICOの需要は今後も拡大していくことが予想されます。

そして前述した通り、
ICOにはETHが使われる場合が多いので、
イーサリアムの値段も増加していくと
考えられるでしょう。

イーサリアムの購入方法・取引所

イーサリアムは、
コインチェックで買うのが
わかりやすいでしょう。

イーサリアムの他にも
たくさんのアルトコインを
購入することができます。

コインチェックについては、
以下の記事で徹底解説しています。

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まとめ

以上、

【高騰まとめ】イーサリアム(ETH/Etherium)高騰の理由まとめ

を、お届けしました。

個人的には、
イーサリアムの価値は
まだまだこんなものではないと
考えています。

2018年の相場は
どうなるのか、注目です。

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