コインチェックではクレジットカードを使ってコインを購入できます。
その際の注意点をご説明しようと思います。
便利なクレジットカード
ガソリンスタンドやネットショッピングなど
日常でのスマートな決済に欠かせないクレジットカード。
ときには
銀行に走る手間を省け、
銀行利用時間外でも強い味方になってくれます。
coincheckでも各社クレジットカードを利用することができます。
さすがナンバーワンです。
しかしクレジットカードは便利な反面、
仮想通貨での利用に関しては思わぬ落とし穴が潜んでいることも・・・
今回は
coincheck(コインチェック)での
クレジットカード利用における
注意点をご説明しようと思います。
クレジットカードで日本円の入金はできないの??
coincheckでクレジットカードを使ってできることは
ビットコインの直接購入のみです。
クレジットカードで取引所口座に日本円をチャージしたり
直接アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨です)を購入することはできません。
日本円にしたりアルトコインは買えるけれども・・・
とはいえ、
クレジットカードで購入したビットコインを売却すれば
日本円が口座に入りますし、
coincheckではビットコインでアルトコインが購入できるので、
そのままお好きなアルトコインを手に入れることもできます。
※クレジットカードで購入したビットコインを売却して出金する場合は1週間の期間を置くか、即日希望であれば受取口座の本人証明手続き(通帳やカードの画像アップロード)が必要です。
ためしにクレジットカード購入の一歩手前までいくと、
おかしなことに気付くはずです。
「高すぎませんかねぇ・・・」と・・・
こんなに高かった手数料
↑こちらは某日、良く晴れた日のビットコイン表示価格です。
288,504円
8/1のビットコインフォーク問題が迫っているので価格が停滞してますね・・・
この時期にビットコインを買うのは非常に危険ですが、
例としてとりあえず購入手続きに進んでみましょう。
クレジットカードで買う・・・と。ポチ
購入価格313,712円
ちなみに販売価格は288,504円です。
スプレッドがおかしなことになってないか日本円でビットコイン購入をためしたところ、
290,120円でした(画像を忘れました;)。
スプレッドは約0.005%です。
価格が停滞してますから安いですね。
計算するとクレジットカード利用することで8%の手数料がユーザー負担となりました。
1ビットコインをクレジットカードで購入すると
無条件で約25,000円の資産を失うのです。
さらにそこからアルトコインを購入しようとすれば
ビットコインとは比較にならないスプレッドを徴収されることになります。
少なくとも購入時からビットコインが8%値上がりしてようやくスタートラインだということが分かります。
ビットコインならまだ良いのですが、
クレジットカードで購入したビットコインで購入したアルトコインでプラマイゼロまで持っていくと仮定(スプレッド5%)すると
20%の値上がりでようやくクレジットカードに支払ったお金と同等の日本円が返ってくる計算になります。
単価30,000円のイーサリアムをクレジットカードで購入したら、
36,000円まで値上がりしたときに売却してプラマイゼロです。
(※最後は日本円に戻す人が大半なので、コイン売却時のスプレッドも考慮するようにしたいですね)
お金でお金を買うときこそ
クレジットカードが高い、
と言われている理由が何となくご理解いただけましたでしょうか。
回避できるはずの痛手でビハインドスタートになると
今後のモチベーションの維持にも関わってきます。
お金をお金で買うからこそ、
慎重な立ち回りを意識していきたいですね!
表記されていない手数料やスプレッドにご注意ください。
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