先日、東京の一部店舗でビットコイン決済を開始したビックカメラですが、7月26日全店の決済システム導入が完了したことで、全国店舗でビットコイン決済が可能になりました。高値の更新を続ける現状のビットコイン枚数を減らすのはもったいない気もしますが、墓までBTCを持っていく必要はありませんので、ここぞというところで使ってしまうのも作戦の一つですね。
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ビックカメラの紹介
すでにご存知の方も多いかもしれませんが、
ビッグカメラ(bigcamera)ではなくビックカメラ(biccamera)だったりします。
bicは英語の辞書に記載されていない単語ですが、
その意味は、旧米領だったオセアニア地方での「(外見だけでなく中身も)大きい」というスラング(方便)なのです。
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2017/08/adgag.jpg)
ビックカメラは
全国に店舗を展開する家電量販店です。
2017年の4月6日より
ビックカメラ有楽町店とビックビックカメラ新宿東口店において
全国展開のお店としては初めてビットコイン決済の試験運用が開始されます。
なにげに大企業では元祖なんですね!
その3ヶ月後、
2017年の7月26日に全店舗でのシステム導入が完了し、
2017年秋にオープン予定の店舗も含め、
全国49店舗のビックカメラで
ビットコイン決済による買い物が可能(予定)になりました。
子会社にコジマやソフマップなどがあり、
そちらの一部店舗でもビットコイン決済が導入されています。
私見ではありますが、
この試みは日本人を対象にしたものではなく
日本での買い物を目的とした爆買い中国人観光客をターゲットにしたものではないかと考えます。
中国の人はビットコインユーザーが多いですからね~!
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2017/08/gadasdfa.jpg)
家電量販店とは表記されていますが
パソコン館や酒販も存在し、
家電に限らず、様々な商品をビットコインで購入することができます。
ビットコインが高値のときにネットで買いまくろう!と意気込んでいましたが、
ビックカメラ.comではビットコイン決済に対応していませんでした。残念。
ビットコイン決済の利用方法
ビットコイン決済の利用方法は、
クレジットカードや電子マネーでの支払いと同じ要領で
店頭で店員さんにお伝えすればOK!
店頭端末に表示される決済アドレスのQRコードをウォレットに読み込み
ウォレット側からビットコインが送金されれば決済完了です(厳密には完了していませんが)。
注意点
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2017/08/agdfczx-300x237.jpg)
ビットコイン決済の際に、
丸井と違って使用ウォレットの指定はありませんが、
一度の取引の上限金額が10万円以下である必要があります。
大型家電や高級家電だと
10万の壁をあっさりと破ってくれるので、
要注意点ですね!
また実店舗でのビットコイン決済は
レジで延々待たされると一部でウワサされていますが、
いわゆる0承認トランザクションの段階で決済完了と見なされるそうで、
実際の利用ユーザーが待たされたという事例も見当たりません。
そのあたりは安心して活用できそうです。
一方で、
ビットコインの価格推移が激しいときに
代金ギリギリのビットコイン残高で決済を行おうとすると、
レジで並んでいる最中に残高が不足するという悲しいことにもなりかねないため
ある程度コイン残高に余裕を持つ必要がありそうです。
まとめ
大型家電量販店のビックカメラが
思い切って全店舗でビットコイン決済を導入したため、
これからどんどんビットコインの使用者が増え
ビットコイン取引のほか
さらなるビットコイン決済の導入が促進されそうです。
現在でのネットショップにおける
ビットコイン決済はごく一部のサイトに限られますが、
アマゾンなんかで導入され始めたら
いよいよ大変なことになりそうだなんて妄想してしまいます。
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