その他の取引所

Binanceの手数料について解説してみたいと思います

安い安いと言われるBinanceの手数料。一体どれほど安いのか?今回はBinanceの手数料を国内取引所とざっと比較しながら、10万円分のLSK購入を妄想シミュレーションしてみました。間違えてたら笑顔で許してください。

Binance取引所とは?

ざっくりと概要

Binanceは中国・香港に所在する
仮想通貨取引高で世界最大を誇る取引所です。

 

KYC、本人確認書類提出の必要が無く取引を楽しめる(※ただし一日最大2BTC出金制限アリ)ので
エントリーユーザーからベテラントレーダーまで

とくにアルトコイン取引を中心に非常に扱いやすい取引所として
世界中の仮想通貨ユーザーから支持されています。

 

Vote(ユーザー投票)システムの採用で人気通貨が揃う

Binanceで公開される通貨は日本国内取引所の独断的な判断と異なり
ユーザーの投票によって取り扱われる銘柄が決定されます。

つまりはユーザーにとって人気のコインが集まるために
結果的にBinance全体の取引高の高さ=板の厚さが形成され
ユーザーにとってオトクで快適な環境な取引環境の好循環が生まれています。

 

独自通貨Binance Coin(BNB)でオトクに取引

Binanceでは取引所発行のERC20トークンであるBNBが流通しております。

これはZAIFトークンのようなただの1銘柄ではなく
取引時の手数料をBNBで支払うことで手数料の最大50%(※年次によって減少)が割引される
ボーナスを持つ通貨です。

 

もちろん取引所内通貨だけあって様々な通貨とペアを持つため
単純な取引とともに、手数料用の補給なども柔軟に行うことができます。

 

仮想通貨の手数料とは?

仮想通貨における現物取引の手数料は、大きく分けて

  • 法定通貨の入出金手数料
  • 各取引処理で取引所に支払う手数料
  • 出金の際にマイナーやプラットフォームへ支払う送金手数料

に分けることができます。

法定通貨の入出金手数料につきましては
Binanceが日本円の入出金に対応していないため
ここではあまり考える必要はありません。

またBinance⇔国内取引所間の送金手数料につきましても
ごく一部の取引所を除くと基本的にユーザーが通貨システムへ支払うことが慣例となっており
その金額は各プラットフォームや通貨ごとに異なり、トランザクションの状況ごとに変動します。

 

ここでは、通貨の取引行為によって支払いが発生する
Binanceの現物取引手数料に注目してみたいと思います。

 

Binanceで支払う取引手数料

Binanceでは通貨の売買取引の際に
取引金額の一律0.1%を手数料として支払う必要があります。

 

bitFlyerのLightning取引所でのアルトコイン(ETH、BCH)は0.2%

 

Zaifではメイカー(注文を板に並べる/Limit)手数料が無料、
テイカー(板から注文を拾ったり、成行で注文を行う/Market)手数料もBinanceと同率の0.1%です。

 

こう見ると0.1%が特別に安い、という数値でも無さそうに思えますが
取引量の多さによるスプレッドの小ささに加えて下記のBNB利用による手数料の割引が行え、

なおかつBiannceで取り扱う数多くの通貨が、これらの恩恵を受けながら取引できる点で、
とくにアルトコイン取引だとBinanceの手数料は安い、という印象を持つのは
なんとなく理解できるのかもしれません。

 

取引手数料をBNB建てで支払うと最大50%割引

Binanceでは取引所が独自発行を行うBinance Coin(BNB)というものが流通しており
例えばBTC→ETHの取引などを行う際に支払う手数料をBTCではなくBNBを指定することで
現時点で最大50%の手数料割引を受けることができるのです。

2018年3月の時点では50%ですが、

BNBの手数料払いによる割引率は年々(7月14日?)減少するように設定されており

  • 二年目で25%
  • 三年目で12.5%
  • 四年目で6.75%
  • 五年目で0%の割引

2018年の7月までは0.1%の50%オフ
つまり0.05%の手数料で済むのです。

 

とくにアルトコインなどは取引板が厚く、スプレッドも小さなため
このBNBによる割引を利用して取引を繰り返すと

手数料負けやスプレッド負けなんかと呼ばれる日本の取引所では
ハナシにならないほどの恩恵を受けることができるのです。

 

ためしに10万円でLSKの購入を想定してみましょう

例えば国内で取引板を持たないLISK(LSK)を購入するとします。

現在、LSKはbitFlyerのアルトコイン販売所でのみ取り扱っており、
100000円分の購入を想定すると約68.8LSK(100000/1453)が入手できます。

 

 

一方で、

  1. 同時刻、同額のBTCをLightning取引所で調達し(100000円→0.1147BTC/@871700円)
  2. BinanceへのBTC送金手数料を支払い(0.1147BTC-0.0004BTC=0.1143BTC)
  3. BinanceでBTC/LSKの取引を行うと

入手できるLISKは74.9LSK

もちろん、板がブ厚いのでこの程度の金額ではぶれません。

LSKをウォレットへ送金する手数料0.1LSKを差し引いても

国内販売所で10万円ぶんのLISKを購入する場合に比べて
6LSK、日本円にして7800円(LSK@1310円、bitFlyerアルトコインLSK売却価格)もの差が出てきてしまいます。

 

ETHやLTCなど、国内でも取引板が存在し、
そこそこの取引量があるものであれば国内取引所で入手したほうが安上がりですが
LSKのように国内に取引板が存在しないアルトコインであれば

わざわざBinanceへの送金手数料を支払ってでも
そちらのほうがより多くのコイン数量を入手できるのです。

 

別の方法としてRippleを送金する方法も

圧倒的に安い送金手数料のリップルを利用した
Binanceでのアルトコイン購入方法も存在します。

ただし、こちらは手数料とスプレッドを2度支払う必要があるため
BTCによる購入がお得なのかXPRによる購入がお得なのか、
事前にそれぞれの市場をチェックしておく必要がありそうです。

  1. 日本円で直接XRPを板購入できるbitbank.ccなどから、Ripple(XRP)を10万円ぶん購入し(1382XRP@72.351円)
  2. Binanceへ送金料を支払い(-0.15XRP、安い!)
  3. Binanceで1381XRPをBTCに売却(1381BTC→0.1141BTC@0.0000826BTC)

0.1141BTCで単価0.0011524BTCのLSKを購入すると
最終的に75LSKが手に入ります。

送金料自体はBTCに比べて格安(0.15XRP)なのですが
BTCを送金する場合に比べてスプレッドと購入手数料を2度支払う必要があるため
結果的に同じくらいの入手数量となってしまいました。

ただし、Binanceへの送金スピードは圧倒的にRippleのほうが速いです。

XRPといえば超高速決済で有名な通貨であり、
だてに業務用の国際金融システムを支えているだけあります。

固定費の送金手数料がBTCより安いということもあるので
数千円~3万程度の小額送金などでは
特にこちらのXRPを用いた購入方法が威力を発揮するものと思われます。

 

まとめ

とくに販売板を持たない国内アルトコインの購入では
BTCの送金料を支払ってでもBinanceでの購入が安上がりとなりました。

 

上記はあくまで机上の計算でしかありませんが
国内の取引板で購入すべきコインとBinanceを利用すべきアルトコイン、
手数料やスプレッドとにらめっこをして、ぜひお得な方法を見つけてみてください!

 

 

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