先日からZaif取引所では、各社金融機関の要請によってクレジットカードを利用した仮想通貨の購入が不可能になりました。もともと手数料が高いのであまり利用する機会は無かったのですが、仮想通貨の規制とともに世界的でクレジットカードによる入金が制限され始めた流れの中で、入金手段の最終手段とも呼べる戦法が無くなったと考えると少し不便な気もします。ファミマやローソンが近くに無い、あるいは営業時間内に銀行へ行けないという方のために、今回はお手元から24時間入金可能な、ネット銀行についてご紹介しようと思います。
取引所で利用可能なペイジーとは?
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/adfdsfs.jpg)
取引所への日本円入金手段として
多くの国内取引所が採用している方法が
- 銀行振込による入金
- コンビニエンスストアによる入金
- ペイジーによる入金
です。
ちなみにクレジットカードを利用した機能は
クレジットカードによる日本円の入金には該当せず、
仮想通貨の直接購入になります。
その中のひとつ、ペイジーとはPay-easy(簡単決済)の略称で、
日本全国の金融機関が共同で運営を行っている金融決済のサービス名です。
税金や公共料金といった各種支払いの収納窓口としてユーザーと金融機関の間に入ることで
24時間365日の利用受付が可能になります。
お手元の請求書やショッピングサイトの注文履歴に表示された
- 収納機関番号
- お客様番号
- 確認番号
といった謎の数字を見かけたこともあるかもしれませんが、
ペイジーはこの収納対応番号を一元化することで、
全国銀行ATMやインターネット銀行からの、直接入金を実現するシステムなのです。
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/vzxcvzxc-300x200.jpg)
Zaifで10000円ぶんのペイジー入金を選択してみました。
上にあった3つの番号が表示されており
このペイジー対応番号を使って銀行ATMやネット銀行から入金を行うことが可能です。
つまり、スマホやパソコンさえあれば
普段ご利用の銀行口座をそれら端末から操作しネットバンキングによる入金が可能となるのです。
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/gdgsd.jpg)
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/xzcvzxzz-1024x678.jpg)
対応銀行は全国の銀行、信用金庫、信用組合、
インターネットバンキングなどさまざまです。
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/twertert.jpg)
『ご利用の金融機関 + ペイジー』 で調べてみると、
ほとんどの金融機関がサービスに対応しているはず。
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/xczvzzxcvc.jpg)
ご利用口座をネット口座に対応させる手続きも
わざわざ支店へ出向く必要なく、ご自宅から申請可能です。
例えば↑のゆうちょダイレクトの場合だと
パソコンやスマホから口座と暗証番号を認証し、
本人住所確認用の郵便を受け取るだけでダイレクトバンクが利用可能になります。
つまりネットバンキング(ダイレクトバンキング)手続きさえ行ってしまえば、
わざわざコンビニエンスストアや銀行に走ることも、
高い手数料を払ってクレジットカードを利用する必要も無くなるのです。
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/saxxcvv.jpg)
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/zxvzxvzc.jpg)
ネットを利用した口座振替といえば、かつてはジャパンネット銀行の代名詞でしたが
現在ではゆうちょ銀行の『ゆうちょダイレクト』や
福岡銀行の『ふくぎんダイレクトバンキング』など、身近な銀行もネット振替や決済に対応するようになりました。
新たに口座を作りたいならネットバンク
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/vzcvzz.jpg)
普段使っている口座は仮想通貨の運用とは別にしたい、
口座のお金で仮想通貨を購入しているのをバレたくない、
といった事情をお持ちの方は、ネット銀行を開設されることをオススメします。
ネット銀行とは実在の窓口を持たない、インターネットの銀行サービスであり
たとえばジャパンネット銀行(JNB)では
その支店名もスズメやハヤブサといった鳥類が用いられたりします。
どのようなネット銀行が有名?
ネットの銀行といえど、
いや、むしろネットの銀行だからこそ重要視されているのが利用者の多さです。
このあたりがネット銀行の最大手でしょう。
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/vzxcvzxcv-1.jpg)
ジャパンネット銀行はワンタイムトークン発行機が入会とセットとなっておりセキュリティが高く、
また、利用面ではYahooと連携したサービスが多い。
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/vxzcvzxcv.jpg)
住信SBIネット銀行は
スマートプログラムランク(給与の振込指定や公共料金の引き落とし指定)を上げることで、
ATMからの預金引き出しや他行への振込み手数料の無料回数がアップ。
![](https://maneora.jp/wp-content/uploads/2018/03/zxcvzxcvzx.jpg)
楽天銀行はご存知、楽天の各サービスで利用可能な
楽天ポイントの獲得で優遇されています。
また通常の銀行口座だと、例えば年末年始や日曜の夜中など
コンビニエンスストアのATMでは利用できない日にちや時間帯が存在しますが、
ネットバンクだと基本的にいつでも利用可能です。
まとめ
いずれの銀行もネット上の決済で使用される前提に設定されているためか、
一般的な銀行に比べて送金手数料が安めといった特徴があります。
また給与の払い込み口座であったり、
公共料金の引き落とし口座として設定するたびに
ATMから預金を引き落とす際の手数料や他行への振替手数料が
上記の登録に応じた回数ぶん無料になるという、
ネットバンクならではのサービスもうれしいところ。
Yahooや楽天と結びついており、
ポイントサービスで優遇されているのもネットバンクの特徴なので
ネットで買い物を多用される方などはとくに相性が良いようです。
ネット決済や振替で強みのあるネットバンク、
YahooやAmazon、楽天などをフル活用されている方は
ぜひ組み合わせて使ってみてください。