ビットコインのハードフォーク通貨であるビットコインダイヤモンドの配布を行ったことで、一躍有名となったBinance(バイナンス)。そればかりでなく、独自トークンを使ったお得なサービスや人気のアルトコインを扱いながらもBittrexやPoloniexのような煩雑さの必要ない海外取引所として人気を集めつつあります。今回はそんな中国の仮想通貨取引所Binanceの評判を調べてみました。
Binanceについてざっくりとおさらい
Binance(バイナンス)は中国・上海に所在を置く仮想通貨取引所です。
2017年11月現在、BTC建てで90種類ほどの通貨を取り扱い、
コインチェックに並ぶ人気通貨はもちろん、
OmiseGO(OMG)やTierion(TNT)なども取り扱います。
現時点では
匿名のアカウントでも1日あたり2BTCまでの出金が可能なため、
本人確認が必須となったBittrexやPolonixのかわりに利用するライトユーザー層も増えてきたようです。
日本語にも対応しており(アプリは未対応)、
操作もシンプルで扱いやすいと評判ですね。
また、Binanceで公開(上場)されるコインはユーザーの投票によって決まるという
面白い仕組みを取り入れているのも特徴です。
またまた、通貨取引時の手数料をBinanceが発行を行うトークンで支払うことで
手数料が50%オフになるという面白い制度も取り入れています。
日本には無いサービスが目白押しのBinance、
そんな中国・上海取引所の評判を見てみましょう!
みんなの評判
前向きな評判
BinanceにBTC全額入れておけば、BCD配付されて今売り抜ければ10BTCあたり0.8BTC増えたのか。100BTC入れたら8BTC(720万)増えるの?
おかしいでしょうコレ・・・。— マナ@仮想通貨(暗号通貨) (@1000crypto) 2017年11月24日
ビットコインのハードフォーク通貨であるビットコインダイヤモンドの配布を行った取引所として、
Binanceは日本にでも急速に名を広めることになりました。
現在、ビットコインの分裂ブームだと呼ばれていますが、
過去のハードフォーク通貨であるビットコインゴールドの(BTG)配布を行ったHitBTCと併せ、
ハードフォーク通貨の受け取り用にアカウントを準備しておくのも良いかもしれません。
Binance日本にきたら殆どの日本取引所終わりじゃん…
— ある深度 (@aru_sindo) 2017年11月26日
Binanceって日本に来るんですか?の質問に、
公式より「楽しみにしててください」との回答が・・・
もし実現されてしまえば
BNBも併せた凶悪的な手数料の安さといい、
取扱い通貨の種類といい
日本のトップの仲間入りをするのは目に見えていますね・・・
とくにコインチェックは、現状のスプレッドをなんとかしないと
ユーザーが奪われること必至です。
- 90種類近くのBTC建てペア通貨
- ユーザー投票で公開コインが決定
- 取引所トークンでスワップ手数料を払うと手数料が50%オフに
といった、ユーザーを楽しませる仕掛けが
日本の取引所とワケが違います。
嘘かまことか、
とにかく私個人的に、日本版Binanceの上陸に超期待しているところです。
Binanceいいかも。病院から帰宅したらpcからゆっくりみてみます pic.twitter.com/UuUpWwFY1c
— umbrella🔗ant (@ankh36_34) 2017年11月27日
アプリもちゃんと用意されています。
こちらはブラウザの取引所と違い日本語化はまだ行われていませんが
豊富な通貨を眺めながらの使い勝手も上々とのことです。
一部動かない、という声も見かけるので、
動作条件はキチンと確認されてくださいね!
後ろ向きな評判
Binanceは中国だからさ、チューGOXしないか心配。
— ふぅ♂ (@kazama1222) 2017年11月27日
やはり懸念となるのが中国の取引所だという点でしょうか・・・
本国政府の鶴の一声で大幅な仕様変更が行われる可能性もあるため、
動向は常にチェックしておく必要がありそうです。
お上の指示による中国国内取引所からの
仮想通貨出金停止命令なんて発令されたら笑えませんw
まとめ
ビットコインハードフォーク通貨の配布のみならず、
日本語にも対応して扱いやすく
ユーザーを楽しませる仕掛けも豊富なBinance。
中国政府の指導がリスキーに感じる点もあるかもしれませんが
Binanceを皮切りに、これから中国の取引所のサービスも注目される時代がやってくるかもしれませんね。