仮想通貨lisk(LSK/リスク)が値動きするときに、
背景にある情報・材料は重要ですよね。
Liskの場合は、Javascriptというキーワードが頻繁に登場するので、
少し関係性について調べてみました。
暴れっぷりが魅力のリスク
普段はビットコインに従順ながら
ふとした瞬間に価格が暴れだす仮想通貨LISK(リスク)。
価格の上昇はもちろん
下落もそれに当てはまり
針山のようなチャートを描きます。
そんなパンチの効いた独特のチャートから
LISKをこまめにチェックするようになった方も
多いのではないでしょうか?
今回は
そんなLISKの
人気の秘訣というものを探してみました。
LISKについておさらいしてみましょう
LISKは
Lisk分散型アプリケーションシステム(DApps)内の
プラットフォーム通貨として機能する仮想通貨です。
スマートコントラクト
スマートコントラクトとは賢い契約と呼ばれ、
ブロックチェーンを用い、第三者を必要としない契約の履行を目指すもののようです。
イーサリアムやFactomも同じようなコンセプトが実装されており、
とくにイーサリアムについては、
ほぼ同じコンセプトを抱えているようです。
スマートコントラクトを表現する方法としては
よく自販機が例に出されますね。
スマートコントラクトとは、
ブロックチェーンによっていたずらが不可能な
デジタル自販機のような感じでしょうか。
ではそれに対して「スマートコントラスト=賢い契約」とはどのようなものなのでしょうか?
AさんがBさんから1万円で財布を買ったとします。
それの契約書をネットワーク上にあるブロックチェーンに書き込んでしまうのです。
(良く分からないかもしれませんがとりあえず「何となく」で理解していただいて大丈夫です)
つまり「BさんがAさんに財布を渡すと同時に1万円BさんにAさんは送金する」という情報がネットワーク上に書き込まれるのです。
で、ブロックチェーンのシステムは改ざんができないので従来のような「署名」「押印」「保証人」は不要になる。というわけです。第三者機関ももちろんいりません。
これが「賢い契約」です。
サイドチェーン機構
イーサリアムのスマートコントラクトにはない機構、
それがサイドチェーンです。
サイドチェーンは
メインのブロックチェーンのほかに
Lisk分散型アプリケーション上でブロックチェーンを動作させるサイドチェーン機構であり
仮にハッキングを受けようと
ハッキングを受けているサイドチェーンの部分だけを切り離せば
本体のブロックチェーンへの被害が
最小限に食い止められるというものです。
また、サイドチェーンごとに処理を分離できるため
従来のブロックチェーンに比べ
処理速度の面でも優秀とされています。
これらの機構を実装するため
Liskの発効枚数は無制限となっております(ただし発効枚数は年々減らされるようです)。
また、このサイドチェーンを裾野を広げるために
LISKはJavascriptを採用しました。
Javascript
Javascriptはプログラミングに携わる多くの人が知っている言語であり
いろいろな人がいろんな分野で使いやすい言語を用いることで
サイドチェーンの普及を目指しています。
ファンの声
Lisk.. 仮想通貨の一つであり、javascriptで実装する分散型アプリケーションプラットフォーム。なるほどわからんhttps://t.co/VN7v9OI4In
— スケープゴート氏 (@meteorite3939) 2017年6月2日
パット見どれも似たような仮想通貨ですが
そのひとつずつにコンセプトがあったりで
調べてみると興味深いものだったり
生活の知恵になりそうなものまで発見できたり楽しいですね。
XRPやETH、LISKあたりは将来性あると思う。また、あまり高騰は見込んでいないけどXEMにも普及する可能性を感じる。ただ、BTCだけは近々ヤベーだろwっていう危機感しか感じない。問題が顕著に表れるまでは、今の高度を保ち続けるのだろうか..?
— リュミ (@Ryumination) 2017年5月29日
その点での
Liskにはファンを引きつける魅力というものが
十分に感じられたよう思えます。
まとめ
今回は
【LISK】リスクが支持され続ける原因を探してみました【Javascript】
をお送りしてみました。
初めてブロックチェーンという単語と聞いたときは
なぜかP2Pを思い出しました。
それをより超えんと
さらに磨きぬかれたシステムが現在も続々と生み出され
現在では
第二世代のブロックチェーンが凌ぎを削っている最中です。
いまさら言うのもなんですが、
こういうシステムを考えている人はすごい。
スマートコントラクトもそうですが、
これからのブロックチェーン応用が
どのような方向に進むのか
楽しみなところでもありますね。