ファクトム大地に立つ!!
先日(2017年6月7日~)、
Liskの単価が
140円から430円ほどにまで高騰し、大きな話題になりましたが、
時を同じく
1,700円から3,900円まで高騰させたコインがありました。
その名は
Factom(ファクトム)です。
Factomについておさらい
Factom(通貨コード:FCT/ファクトム)は
アルトコインのLISKやイーサリアムと並ぶ
第二世代の技術を持つブロックチェーンです。
2017年6月13日現在、
国内取引所ではcoincheckのみの取扱いとなります。
その目的は
医療や保険、証券、住宅ローンその他ビジネスシーンにおける管理コストの低減、
ならびにブロックチェーンを用いたミスや不正の防止を目指したものであり、
このいわゆる『分散型データ記録プラットフォーム』は
第二世代ブロックチェーンに共通する
スマートコントラクトの一種でもあります。
スマート(賢い)コントラクト(契約)は
自販機型の契約と例えられることもあります。
ではそれに対して「スマートコントラスト=賢い契約」とはどのようなものなのでしょうか?
AさんがBさんから1万円で財布を買ったとします。
それの契約書をネットワーク上にあるブロックチェーンに書き込んでしまうのです。
(良く分からないかもしれませんがとりあえず「何となく」で理解していただいて大丈夫です)
つまり「BさんがAさんに財布を渡すと同時に1万円BさんにAさんは送金する」という情報がネットワーク上に書き込まれるのです。
で、ブロックチェーンのシステムは改ざんができないので従来のような「署名」「押印」「保証人」は不要になる。というわけです。第三者機関ももちろんいりません。
これが「賢い契約」です。
情報の改ざんに強い効力を発揮するブロックチェーンは
ビジネスシーンにおける
プライバシーや
財産の管理に
うってつけな技術であることは明白です。
みんなの評判
良い評判
ファクトム(factom)が今まさにトレンドですね!なんでもアメリカ国土交通省、ビル&メリンダゲイツ財団と住宅ローン市場の管理計画というビッグニュースが飛び込んできたのが要因のようです。これは上がりますわ…
— クリプトパイ (@crypto_pie) 2017年6月7日
ブロックチェーンがポテンシャルを発揮する分野といえば
やはり金融や情報の管理分野ですね。
私たちで言うところの手数料(無駄な経費)や待ち時間(迅速性)、
ミス(不正)やデータ改ざん、
漏洩といった問題が一挙に解決する
とてつもないシロモノだと思います。
悪い評判
Factomは廃クリプト脳のワシでもウォレットを入れたく無いレベルでシット https://t.co/fepHwgOYh7
— 聖タヌ神(Eco-BitCoiner) (@GodTanu) 2017年5月24日
私もcoincheckで
Factomはチラチラ眺めたりツマんでみたりしましたが、
平常時が何も起こらなくてツラかった印象があります。
まれに高騰することがありますが
2波3波が来ることもなく、そのまま静かに沈んでいく印象です。
それでも
スッキリ!!ショック直前のバブル(@2,700円)よりは値上がりしているので(2017年6月13日現在、@3,300円)、
ウォレットくらいなら入れてあげてもいいと思いますw
あまり短期運用には向かないコインですね。
factomは最初わりと良い印象でICOを行い、その直後くらいにCUI動作のウォレットという前代未聞のローンチを果たして大コケ。謎の中国政府との連携発表を経て高騰、その後何回も追加ICOを行っている状況。あまり買いに見えない。後半の流れが怪しすぎる
— うわらざくん (@urawazakun) 2017年5月22日
ブロックチェーンの着眼点は素晴らしいのですが
その運用方法が迷走しているように見えなくもありません。
こういうところもユーザーはキチンと見ており
きちんと相場に反映されている、というところを見てほしいですよね。
まとめ
今回は
Factomの評判をかいつまんでみました。
さすがにcoincheckのセレクションだけあって堅実なスペックですが
短期運用の上級者トレーダーには
状況によりますが
ちょっと向かないコインなのかなと思います。
反面、
中長期の塩漬け&買い足し運用であるなら
イーサリアムのような感覚で少し持っておくのも良さそうな気がします。