仮想通貨

PCパワー自慢の方に!MinerGateでのMoneroやZcashマイニングをご紹介します

コインチェックをご利用であれば目にしたことがあるであろうMoneroやZcash。この二つは匿名系暗号通貨として代表的な一方で、非常にマイニングしやすい通貨としてジサカーやPCゲーマー、マイナー入門者から大きな支持を得ています。今回はBitzenyのCPUマイニングだけでは飽き足らないパワーユーザーのために、CPUのほかGPUで採掘可能なMoneroやZcashを、MinerGateを用いたプールマイニングで採掘する方法をご紹介しようと思います。

MinerGateとは?

MinerGate(マイナーゲート)は
ビットコインやイーサリアムをはじめとした各種仮想通貨が採掘可能な
マイニングプールクライアントならびにWebダッシュボードの総称です。

通貨発行体から供給されるソフト単体で採掘を行うソロマイニングに比べ
採掘難易度における時間あたりの期待獲得枚数は変わりませんが、
コンスタントに通貨報酬を受け取ることが可能になります。

 

例えば、100000時間掘って10BTCの報酬を総取りできるソロマイニングと比較し
1時間のプールマイニングで0.0001BTCを手に入れられるという具合に、

プールのマイナーみんなで力を合わせて早くブロックを見つけることができるぶん、
報酬も仕事量に合わせて山分け、というのがプールマイニングの仕組みです。

値動きの激しい仮想通貨をコンスタントに受け取れるというメリットがある反面、
プールの利用料として、無料~1%ほどの採掘手数料が徴収されるデメリットもあります。

 

MinerGateではマイナーソフトのPCインストールが必要なかわりに
メールアドレスの入力だけでプール利用を開始できる特徴を持ち、

バッチファイル(.bat)の準備など、開始前のファイル操作もこれといって必要なく
GPUマイニングの入門、おためしプールとして非常に扱いやすい性質があります。

 

MinerGateで取り扱う通貨と準備したいハードウェア

基本的にBluepoolで取り扱う通貨はCPUでも採掘可能ですが
MoneroをはじめとしてGPUのパワーがキモとなるものばかりです。

MinerGateでは以下の通貨を取り扱います。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • イーサリアムクラシック(ETC)
  • ビットコインゴールド(BTG)
  • Monero(XMR)
  • Zcash(ZEC)
  • ライトコイン(LTC)
  • FantomCoin(FCN)
  • QuazarCoin(QCN)
  • DigitalNote(XDN)
  • MonetaVerde(???)
  • Dashcoin(DSH)
  • Aeon coin(AEON)
  • Infinium-8(???)

マイニングしやすいマイナーコインといえど、
よほど未来が明るいか、現段階で取引所で取引できなければ掘ってもあまり意味がないので

ビットコインやイーサリアムほどメジャーでもなく
コインマーケットキャップに通貨コードが出てこないほどのマイナーでもない
そこそこに取引量のあるMoneroやZcashあたりがオススメされていますね。

(※Asic耐性があるアルゴリズムを採用している、という点も重視されているかと思われます)

最終的にはビットコインや日本円に変換する、
ということを意識しておいたほうが良さそうです。

 

推奨されるグラフィックボードは
nVidiaビデオカードであればGTX1000番台、
AMDだとRX400番台以降でしょうか。

先頭の親番台さえ新しければ
ハードウェア代金と採掘量、そして消費電力の関係はそこまで大きく崩れないはずです。

 

MinerGateでプールマイニング

MinerGateアカウントの作成

 

まずはワーカーとして認識してもらうために
MinerGateのSign upからユーザーアカウントを作成します。

メールアドレスとパスワードを入力すればOK。

心配な方はエアドロップ用などのサブメールアドレスで登録しても良いでしょう。

 

MinerGateのインストール

MinerGateはクライアント型のマイニングプールです。

今回は視覚しやすいGUI miners版をチョイスしてみましょう。

 

とりあえずお試しの方は
デフォルトのまま進めても問題ないかと思います。

 

認証は先ほど登録したアカウント作成時のメールアドレスだけでOKです。

ここで@gmail.com(ドットコム)を@gmail,com(セミコロンコム)のようにメールアドレスを間違えると
以降で受け取るマイニング報酬がパーになるので注意しましょう。

 

ハンマーのタブを選択し、

  • 採掘する通貨
  • 使用するハードウェア

を選択してマイニング開始!

↑このときの259.71 H/sという数値を覚えて、
ブラウザのMinerGateページに戻りましょう。

数字のプルダウンからハードウェアの使用率を変化させることができます。

 

ちなみに私の環境だとマイナーを最小化をすると復元が不可能になるため
似たような問題が発生する方はコンソール版を利用するか
ウィンドウの端っこだけ残して画面外にピッとつまみだしてあげましょう。

 

採掘ペースを確認する

クライアントで表示された数値をWebページのCalculaterで入力すれば
現在の採掘ペースを調べることができます。

ちなみに先ほど私が使用したビデオカードはGTX660tiの50%です。

1Moneroが30000円ほどなので、
ざっと計算上は一月あたり850円(30000円*0.00708*4週間)ほどですね。

しかしミドルクラスの660tiを半パワーで動かして
一ヶ月の電気代が850円で収まるワケがなく・・・普通に赤字だと思います。

(CoDやBF、PUBGでも現役で頑張ってくれる660tiちゃんが現実を突きつけられた気分・・・)

 

採掘したコインをウォレットや取引所へ送金する

採掘したコインをパーソナルウォレットに格納したり
取引所でビットコインなどと取引を行う場合は
ブラウザ上部Dashboardから各通貨横のWithdraw(引き出し)を選択します。

 

ちなみにWithdrawによる出金は
規定金額(送金手数料?)に到達するまで不可です。

Moneroだと0.02XMR(600円)ほどでしょうか。

結構高いですね・・・
Bitzenyマイニングのように気軽に出金(0.7円前後)はできなさそうです。

 

まとめ

私のような古い機材だと利益を取るのは難しいですが
電気代を仮想通貨として積み立ててやろう、という意気込みであったり

GTX10XXタダで貰ったよー!という幸運な方は、
らくらく導入でマイニングが可能なMinerGateを試してみてはいかがでしょうか?

 

なんだかんだで
ZNYマイニングに落ち着く私でした・・・

 

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