2017/10/17追記:気持ち良いほど瞬間的に値上がりしましたね!夏前くらいに見られたトークン高騰と沈静化を思い出させてくれます。
ペペキャッシュという、カエルのモチーフが特徴のトークン(仮想通貨)があります。その独特な存在感たるや、日本発のあの通貨に似ている気がしなくもないですね。今回は、そんなPEPECASHについての概要と購入方法について解説してみたいと思います。
Contents
ペペキャッシュとは?
引用:Book of Orbs
いかにもアメリカンなマスコットが映える(?)PEPECASH。
仮想通貨を始めたばかりの方が偶然にも目にして興味を持ったとしても、
このキャラクターの見た目で回避する方が大半でしょう。
さらには有名な通貨や革新的な技術など
仮想通貨について少し勉強をした方でも、
このトークンのイメージイラストを前にしては首をかしげてしまう恐れがあります。
この独特な感じ・・・何でしょう。
人によっては、
懐かしさを覚える方もいらっしゃるかもしれません。
ペペキャッシュは4chという、
海外匿名掲示板(日本でいう2ch)が発祥のトークンです。
【朗報】MONACOINとpepecash 国に認められる
— グリップラー刃牙@モナコイナー (@dmjtmjtk) 2017年9月29日
何気に金融庁のお墨付き(ホワイトリスト入り)が与えられているトークンだったりします。
pepecashが1周年ということでパーティーしてます!現場からです!おめでとう! pic.twitter.com/CMiJCPu33d
— トレスト・パトラッシャー (@TrendStream) 2017年9月17日
2017年の9月に発行から1周年を迎えました!
緑色の生物はペペ・ザ・フロッグなどと呼ばれ、
ジョーク(皮肉)のモチーフなどに用いられる
いわゆるアスキーアート(AA)キャラクターのような意味合いを持ちます。
海外匿名掲示板から発行されたことで、
『海外版モナコイン』、『世界版モナコイン』と例えられることが多いようですね。
今回は、
『海外版モナコイン』などといわれている、
ペペキャッシュについての概要と購入手順をまとめていきます。
PEPECASH(ぺぺキャッシュ)をざっくりおさらい
海外版モナコイン?
ペペキャッシュはどういう仕組みで作られているのでしょう?
ペペキャッシュは、
CounterParty(カウンターパーティー)というビットコイン上に構成されたプラットフォーム(土台)で作られています。
つまりペペキャッシュとは、
元々カウンターパーティーという仮想通貨を使用して作った、
独自のトークン(自分で作った通貨)なのです。
発行枚数は7億200万枚ほど。
もう少し分かり易く説明しますと、
日本には円という通貨があります。これをビットコインとしましょう。
そしてある都道府県が、
その地域だけで使用できる通貨を作ったとします。
よく地域商品券と呼ばれているものですね。
この仕組みがカウンターパーティーです。
そして市や町、村などといった地方自治体、
つまりとある開発者がカウンターパーティーを土台にして発行した通貨――そのひとつがペペキャッシュなのです。
同じくCounterPartyを用いて発行されたトークンで有名なものに
Zaifトークン(ZAIF)がありますね。
仮想通貨のトレーディングカード?
ペペキャッシュとは一体どのような目的で作られたものなのでしょう。
引用:Book of Orbs
ペペキャッシュは、
Rare Pepeと呼ばれるデジタルトークンカードを購入する際に使用されるものです。
このデジタルトークンカードとはソーシャルゲームのカードのようなもので、
ゲーム的なステータスは持ちませんが
レアなカードほど高値で売買されているようです。
さらに一般のトークンとの大きく違うところは、
ペペキャッシュの場合、Counterwalletといったカウンターパーティー対応ウォレットを持っていれば、
それぞれのデジタルトークンカードを通貨のように所有し、管理、そして見ることが可能なのです。
ペペキャッシュはどちらかというと、
仮想通貨と考えるよりトレーディングカードに近いと考えると分かり易いと思います。
世界を変えるような構想であったりインフラを構成するようなプラットフォームではなく
気に入った大喜利に座布団をあげるような着想も、
MONAの開発された生い立ちと似ていて面白いところですね!
自分でカードの発行も可能?!
引用:Book of Orbs
.gif(パラパラ絵)フォーマットもいける!
加えてペペキャッシュはメモリーチェーンを利用することで
自分で絵を描き、売り出すことも可能です。
つまりは自分で発行したカウンターパーティートークンに発行制限をかけ、
トークンシンボルをトレーディングカードとして見立てるワケなんですね!
発行したカードはユーザー同士で受け取りアドレスを通じて直接やり取りを行ったり
DEXという分散型取引所にてトレードが可能です。
その際には、思いのほか高値でつけられる! ということもあるようですね。
(※ただし、カードの採用には審査&PEPECASH送金による審査料金が別途必要になります。審査料金はシーズンによって変化するそうです。現在7000PEPECASHほど?)
何が起こっているのか、よくわかりません。
さきほど集計してみたところ、2016年に自作したレアペペカード(rarepepe card)全10作品の時価総額が100万円を超えていました。
ゲームカードやトレーディングカードに興味のある方であったり、
過去に遊んだことがある方だと、
これはなかなかに面白い仕組みではないでしょうか?
一部ではPEPECASHにステータスを持たせてゲーム化しようとする動きもあるようですね・・・
PEPECASHを購入できる取引所
ペペキャッシュを購入できる取引所として、
国内のZaifで購入可能です。
Zaifは特にトークンの取り扱いが多いのが特徴です。
他の有名な取引所であるbitFlyerやcoincheckでは購入できないので
Zaifでのペペキャッシュ購入手順を説明していきます。
PEPECASH(ぺぺキャッシュ)の購入手順
Zaifでペペキャッシュを購入するにはまず、
Zaifのアカウントを開設をしないといけません。
口座開設は非常に容易なので、
すぐに作ることができるでしょう。
口座開設をするには、
メールアドレスと送信してパスワードやユーザー情報を設定後、
本人確認書類(運転免許証、住基ネットカードなど)を撮影してアップロードをする必要があります。
その後、Zaifを運営しているテックビューロ社から送られてきた確認はがきに記載されている、
本人確認コードをホームページからログインして入力すれば、終了となります。
ペペキャッシュ購入手順1
Zaifのホームページにログイン後、取引所をクリックします。
すると、以下のようにビットコイン/日本円取引というチャートが出てきます。
青文字でチャートと書かれている、
左側の『BTC/JPY』のプルダウンバーをクリックします。
すると以下のような画面が出てくるので、
主要通貨と書かれている隣の『トークン』というところをクリックしてください。
その後、以下のような画面になります。
PEPECASH/JPYとPEPECASH/BTCと表示されているのが分かります。
PEPECASH/JPYというのは、ペペキャッシュを日本円で購入する方法で、
PEPECASH/BTCは、ペペキャッシュをビットコインで購入する方法です。
PEPECASH/BTCの場合、
あらかじめビットコインを購入しておかないといけないので、
今回は日本円で購入する方法をご説明しますね。
ペペキャッシュ購入手順2
上の図でPEPECASH/JPYをクリックすると、以下のようなチャートが現れます。
取引ってどこで購入すれば良いのか、
なかなかわかりづらいですよね。
絶対的取引高が少ないので、
ヘタをすれば買って間もなく急降下の可能性もあります(反面、高騰の可能性もあるのが魅力ですね)。
チャートを見てわかる通り、
3月~5月の半ばまでは、ペペキャッシュ自体の値動きも小さく、
0.2円~0.8円前後の小さいレンジの中で価格が動いているのが分かります。
出来高を示すチャートの下の棒グラフも低く、
取引が盛況ではないこと現れています。
ですが注目してもらいたいのが、
4月の半ばくらいから価格はあまり上下していないにも関わらず、
出来高が増えているということです。
その後大きく値を上げ、
4円に届く寸前まで上昇しました。
しかし1.6円前後まで円前後くらいまで大きく下げた後、
再び一ヵ月間凪の状態が訪れます。
この間も出来高が非常に少ない上に、
価格もほとんど動いていません。
ですが8月19日にわずかに出来高が増えた翌日、2.5円まで急騰します。
よって、ペペキャッシュを購入の際には、値動きが少ない状態に関わらず、
出来高がある程度良い状態のときに購入しておくと良さそうです。
現在は再び凪の状態になりつつあるといった具合でしょう。
2017/10/17追記:
MONAの高騰に続き
長き沈黙を破ってPEPECASHが高騰しましたね。
ぺぺの殺人チャート📈📉 #ぺぺキャッシュ #pepecash pic.twitter.com/wJm3G55dLY
— XRPハットリ君 (@XRPhattori) 2017年10月13日
瞬間的に8~9円台で取引され
メモリーチェーンやトークンエコノミーというものが一目置かれるようになりましたね。
ペペキャッシュ購入手順3
次に、チャートの下にある売買注文と全取引履歴と書かれている表の見方です。
主に見ないといけないのは、
左の売買注文と書いてある表です。
買いの際は右下の赤く横に伸びている、買い気配数というところを見ます。
ざっと見た限り、売り注文(左上の緑色のグラフ)のほうが多く、
買い注文は売り注文に比べて多くないのが分かります。
特に売り注文が多い場合は、
価格が上がり難いと推測することができます。
このように売り気配と買い気配からある程度の予測をすることができます。
ペペキャッシュ購入手順4
少し前置きが長くなってしまいましたが、
次は実際にペペキャッシュを購入する手順になります。
チャートの左側にある、
PEPECASH/日本円取引という注文欄に入力することで
日本円を使用してペペキャッシュを購入することができます。
購入するには『1PEPECASHの価格』というところを最初に入力します。
基本的に取引はチャートと売買注文を見て、
自分の買いたいと思う価格を入力していきます。
ただ指値の隣に書かれてある成行をクリックすると、
自動的に現在価格が購入価格となるので、価格入力する必要はなくなります。
次に、『買いたい量』の部分を記入していきます。
この場合買いたい量を記入すれば、自動的に約定代金が出てきます。
その後、買い注文というところをクリックすれば注文を完了です。
まとめ
引用:Book of Orbs
今回はPEPECASHの概要と購入方法について解説してみました。
いかがでしたでしょうか・・・?
ペペキャッシュに限らず、
価格の安いトークン全般は値動きが荒くなりがちです。
もし、高値で買ってしまうと、大きな損をしてしまう可能性が非常に高いので、
できるだけ安いときに買って、長期保有がベターです。
(個人の感想です)
↑2017年10月12日あたりの高騰のように
途中から乗っかってしまって大ヤケド、という事態も十分に考えられます。
価格が落ち着いているときに、
上がったらラッキーくらいの感覚で低額購入しておくのが精神的に良いかもしれませんね。
PEPEトークンの考え方自体は、個人的にかなり面白い発想だと思います。
仮想通貨とトレーディングカード、
相性はすこぶる良いと思いますので、
これからは少し注目してみたいと思います。