ビットコインのハードフォーク通貨であるビットコインダイヤモンド(BCD)の配布を行い、意外な高値を記録したことで注目されるようになった取引所。今回はそんな中国の取引所Binanceの登録方法を調べてみました。
ビットコインキャッシュ(BCH)、ゴールド(BTG)から始まったハードフォークブーム(?)はいつまで続くか分かりませんが、手札のひとつとして参考までにどうぞ・・・
Contents
Binanceについてざっくりと
Binance(バイナンス)は中国の仮想通貨取引所です。
取引所に公開するコインをユーザーの投票によって決める、
という面白い試みを行っています。
このため、LISKや匿名通貨3兄弟(XMR,ZEC,DASH)といった比較的人気な通貨をはじめ
Poloniexに匹敵する多くの銘柄(BTC建てで90種類前後)を取り揃える取引所として有名ですね。
(Tierion/TNTやOmiseGO/OMGも取り扱います)
またBinance取引所自体もトークン(BNB)を発行しており、
トレードで利用すると手数料が50%オフになるというトークン特典が用意されております。ZAIF・・・
中国に数多くありそうなイメージの仮想通貨取引所ですが、
その中でもBinanceでは、ビットコインのハードフォーク通貨であるビットコインダイヤモンド(BCD)の配布を行い
そのBCDが意外な高騰を見せたことで注目をされるようになりました。
現在のビットコインハードフォークの流れも踏まえ
今回の実例から、ビットコインゴールド(BTG)を受け取ることができたHitBTCのような
今後ハードフォーク通貨の受取所のひとつとして活用しようとする動きが見られています。
具体的な手法として、
- ハードフォーク前にBainaceへビットコインを送金し
- ハードフォーク通貨を受け取り、ビットコインに交換後
- ウォレットや国内取引所へビットコイン送金
といったビットコインの送金手数料を払うだけで、
ハードフォーク通貨(ぶんのビットコイン)をゲットするという流れですね。
Binanceの登録自体は無料なので、
いつまで続くかは分かりませんが
ハードフォーク通貨のイチ受け取り場所として準備しておくのも良いかもしれません。
Binanceの登録方法
大まかな手順としては
以下の3ステップ(厳密には2ステップ)で完了です。
- Binanceトップページよりアカウントを作成
- Google二段階認証の設定
- HF通貨配布発表時の送金手順について
最低限であれば本人確認が必要ない(2017年11月現在)ぶん、
BittrexやPoloniexよりも気楽に使えそうですね。
1.Binanceのアカウント作成
まずはアカウントの開設を行います。
Binanceトップページ右上の登録から
新規アカウントの作成が可能です。
また、国旗をクリックすると言語の変更が行え
日本語にも対応します。
任意のメールアドレスと頑強なパスワードを設定します。
Referral IDは知人やブログサイトからの招待コードを入力します(任意)。
Please slide to verifyはスパム対策です。
『>>』を右にスィーっとドラッグして、その後に現れるCAPTCHAを入力します。
アドブロックやミューブロックといったブラウザ広告ブロックを使用されている方は
正しく動作が行われなくなるため、それらを一時的にオフにしてください。
submit/登録を行うと入力メールアドレス宛に確認メールが到着しますので
メールに記載されたVerify Emailのリンクを踏むと登録が完了します。
2.Google二段階認証の設定
仮想通貨界隈では定番のセキュリティである
Google二段階認証を設定します。
二段階認証を設定しないとBinance側からの出金が行えないので、
Binaceへ入金を行う前に、お手持ちの端末がGoogle二段階認証に対応しているか必ずチェックを行ってください。
携帯電話によるSMS認証も存在しますが
コチラは中国国内の端末のみ対応しております。
二段階認証の設定方法については
送金元の国内取引所で既に設定したことのある方も多いかと思いますので割愛します。
これで取引所の開設、主要な設定は完了です。
現段階では本人確認を行わなくとも
一日あたり2BTCまで出金することができます。
(BittrexやPoloniexのようにいつ出金条件が改定されるか分からないのが界隈の恐いところです。また、一日2BTC以上の出金を行いたい場合は、パスポートの提出が必要になります)
3.HF通貨配布発表時のBinanceへの送金手順について
ハードフォーク通貨の配布が発表された際のBinanceへの送金は
Binance側でビットコインの受け取りアドレスを生成し、
国内取引所から生成されたアドレスを指定して送金を行います。
- BTC受け取りアドレスの生成方法は
- Binanceページの『資産』タブから『預金の引き出し』を選択
- 検索窓にビットコインのシンボル『BTC』を入力
- シンボルメニューの預金を選択
このように生成されたアドレスを
ご利用の国内取引所やウォレットの送金アドレスへコピペし、送金を行います。
受け取りアドレスとともに、
アドレス生成通貨の種類を間違えないようご注意ください。
出金される場合は『お引き出し』ボタンに出てくる入力欄へ
国内取引所で生成したビットコイン受け取りアドレスをコピペします。
まとめ
現段階では
1日2BTCの出金上限であれば面倒な本人確認を必要としないので、
少し前のBittrexやPoloniexのような使い方もできるのがうれしいところです。
※いつ制限されるか分かりませんのでくれぐれもご注意を!
ビットコインのハードフォーク通貨が急増している現状、
そのうちHF通貨自体に価値が付かなくなる未来も遠くはなさそうです。
海外の取引所へビットコインを送金すること自体、リスクを伴う行為となりますので
まあもらえたらいいよねー、くらいの感覚、金額でお試しされることをオススメします。
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