※2018年1月追記:コインチェックで起きたNEMの不正出金事件から、ライトコインやその他のアルトコインの購入が出来ない状態です。コインチェックの利用は取引所/販売所の再開&安全性が確認されるまで様子見されるようご注意願います。
ビットコイン以外の
仮想通貨こそ、
今アツい
週末投資家、うわ吉です。
今回は、
ビットコインについで
人気の高い仮想通貨のひとつ
『ライトコイン』
実際に購入できる、
おすすめの取引所や、
購入の流れを
解説していきますよ!
まずはざっと、
おさらいから
Contents
ライトコインについてのおさらい
良く言われているビットコインとの
比較特徴に
ビットコインは金、
ライトコインは銀とする資源的な価値を目指す、
という点が指摘されます。
ビットコインに比べ、
およそ4倍の枚数を発行(予定)しているライトコインは
供給量が多いためビットコインのように価値が乱高下しにくい。
また、
1単位ごとの価格も低めに設定されており
安価で安定した仮想通貨として
独自の価値を持つようになりました。
ライトコインの機能である
ライトニングネットワークやアトミックスワップによって
- 小額からの決済に対応
- 素早い送金処理
- 少ない手数料
- スケーラビリティ(利用者増による遅延)に柔軟
といった、ビットコインにはない強みを持つのが強みです。
一方で2018年2月のアップデートより
ライトコインの決済システムであるLitePayが実装され
ビットコインの決済市場に殴り込みを仕掛ける体勢を整えるライトコイン。
そんな前向きな開発状況からか、
通貨としての価値を着実に上げており
投機目的での取引のほかに、中長期でホールドする目的でも有用な通貨として注目を集め
今もシェアを伸ばし続けます。
ライトコインを取り扱う取引所一覧・特徴
2018年1月現在は
アルトコインの代表格として認知されるようになったライトコイン。
ちょうど一年前くらいはBtcBOXくらいでしか扱っていなかったような記憶がありますが
2018年となった現在では国内の主要な取引所でも活発に取引されるようになりました。
※反面、2017年の2月頃にBtcBoxでの取り扱いが終了しました。
ただしbitFlyerをはじめとした国内主流の取引所は
ユーザーが取引所からライトコインを直接買い付ける『販売方式』を取っており、
取引が可能なbitbankについても、日本円との通貨ペアを持ちません(つまり日本円で直接購入できない)。
DMM BitcoinはFX取引(証拠金取引)によってライトコインを入手可能ですが
執筆時点で開設されたばかりの取引所のせいか、
スプレッド(価格乖離)がかなり大きい状態だったりします。
基本的に販売所から購入する方式は手数料が高くつく傾向にあり
つまり現在でも、日本でのライトコインの購入は割高だと言われる所以でもあります。
ライトコインをもっとも安く手に入れるのであれば
BinanceやBittrexをはじめとした海外取引所で購入するのがベストなのですが、
現在では取引所の機能を解放するためにパスポートが求められたり(Bittrex、Poloniex)、
あるいは所轄の国を挙げて仮想通貨取引所の規制が発表されたり(Binance)と
扱いづらかったり、情勢が不安定といった心配な面も見受けられるのが現状です。
取引操作など、仮想通貨に関してある程度柔軟に対応できる中級者の方であれば
海外取引所の利用はぜひとも視野に入れるべきですが、
初心者の方に関していえば、やはり日本国内の取引所から利用するのが安全だと思います。
それでは見てみましょう。
bitFlyer(ビットフライヤー)
仮想通貨取引の興隆をビットコイン一本で引っ張ってきた
日本一の24時間BTC取引量を誇る取引所/販売所がbitFlyerです。
2017年の下半期は上記においてコインチェック取引所の後塵を喫していましたが、
ポジション(建玉)も含めた24時間BTC取引高ではトップを守り続けてきました。
(ちなみに世界では現在7位、次点のZaifが12位。1位はBinanceです)
しかしながらコインチェックは
2018年1月末に起きたNEMの不正送金事件により
現在、取引/販売機能が大幅に制限されております。
本記事ではbitFlyerを利用して
ライトコインを購入してみようと思います。
bitbank.cc
ビットバンクはビットコインのほかに、
アルトコインの取引が可能な取引所です。
ライトコインをはじめ、
国内では珍しくリップル(XRP)のJPY取引にも対応しております。
ひとつ分かりづらい点としては、
ビットバンクではライトコインの通貨ペアはビットコインのみ(LTC/BTC)しか用意されていないため
入金した日本円を一度ビットコインに交換する必要があり、
また、スプレッドを二重で徴収されるというデメリットもあります。
ただしビットコインのスプレッドは基本的に小さなため(高くても1%ほど)、
ライトコイン相場の状況によっては活用もアリかもしれません。
コインチェック
coincheckは2017年を代表する取引所/販売所です。
扱いやすい操作感や販売所体系にくわえて
人気どころのアルトコインを多数取り揃えていたため
アルトコインブームの襲来とともに、一気に日本一の取引所へと上り詰めました。
しかし2018年1月に管理体制の不備から
顧客のNEM(XEM)が不正に出金されてしまい、バッシングを受けます。
現在でも機能を大幅に制限して利用が可能ですが
ひとまずは取引所機能が改善、安定するまでは利用を控えるべきでしょう。
bitlyerでのライトコイン購入の流れ
ここでは代表的なbitFlyer取引所を用いて
ライトコインの買い方を解説してみたいと思います。
購入のステップとしては、
- ユーザーアカウント作成
- ユーザー情報入力、本人確認書類の提出
- 二段階認証の&住所確認の書留受け取り
- 日本円の入金&アルトコイン販売所でライトコインを購入
となります。
少々めんどくさそうな手順ですが、
これはbitFlyerに限らず
国内のどの取引所を利用するにも同様に課せられる手順です。
その理由として
金融庁に認可を受けた多くの国内取引所では『改正資金決済法』によって
本人確認書類の提出ならびに書留受け取りによる住所確認が必須となるのです。
新規のアカウント作成から実際にライトコインが購入できるようになるまで
少なくとも1週間以上の時間が掛かる点にご注意ください。
1.ユーザーアカウントの作成
まずはbitFlyerのトップページへ飛んでいただき、
画面右上の『無料アカウント作成』を押します。
※登録料や年会費はかかりません
ご利用のメールアドレスを入力して『無料でアカウント作成』ボタンを押すと
入力メールアドレス宛に確認メールが飛んできます。
キーワードが記載されたメールが入力アドレス宛に飛んでくるので
そちらをホップアップに入力すればアカウント作成が完了です。
また、お手持ちのfacebookやyahooID、
Googleアカウントとも紐付けることもできます。
2.ユーザー情報入力、本人確認書類の提出
ログインしたら画面右上を見てみましょう。
最終的にアカウントクラスをトレードクラスにすれば
日本円の入出金をはじめとした基本的な機能が解除されます。
私のアカウントではすでに解除されていますが、
住所や氏名を記入し、
免許証などの本人確認書類をアップロードしましょう。
3.二段階認証の設定&住所確認の書留受け取り
アップロードされた書類に不備がなければ
記入した住所宛にbitFlyerから郵便書留が発送されます。
書留を受け取って、書留に記されたコードを入力すれば
アカウントがトレードクラスになるはずです。
(※bitFlyer側の確認作業があるため、数時間ほど待ちます)
郵便書留を待つ間に二段階認証を設定しておきましょう。
bitFlyerではログインの際に、
- Google二段階認証のコードを求める
- 登録メールアドレス宛にトークン(符丁)を送信する
という方法で、
セキュリティを大幅に強化することができます。
これは、必ず設定しておきましょう。
アンドロイド、アイフォン問わず
スマホをお持ちの方であればこの先取引所の管理が増えたり、ICOに参加することも考えると
仮想通貨界隈で一般的に使われている『Google二段階認証アプリ』のご利用をオススメします。
(ワードプレスやAmazonなんかでも使えて便利ですよ)
4.日本円の入金&アルトコイン販売所でライトコインを購入
日本円の入金は画面左の
『入出金』から行います。
- 銀行振込で入金する場合は『日本円ご入金』にタブを
- コンビニやペイジーで入金する場合は『クイック入金』にタブを合わせます
銀行振込はbitFlyerだと入金上限が存在しないのですが
振込みの反映に時間が掛かるのがネックです。
反面、一度の入金が30万円までと決まっておりますが
コンビニ入金は反映が速い(速くて30分~)のでオススメです。
ライトコインの販売所は
左メニューの『アルトコイン販売所』から
上部通貨タブの『ライトコイン』を押せばたどり着けます。
購入したいライトコイン数
あるいは購入に使う金額を入力して『コインを買う』を押せば売買成立です。
番外編:取引に使わない通貨はウォレットに!
市場の変動を見て短期売買を行うために、
ライトコインを取引所へ置いて準備するのは良いのですが
もし中長期を見越して塩漬け(ホールド=取引に使わない)運用を行うのであれば、
必ずライトコインに対応したウォレットへコインを送金し、資産を隔離保護しましょう。
取引所がハッキングを受けてNEMを盗まれたコインチェックの例もありますし
仮に手持ちのライトコインが狙われなくても、
取引所の判断で(例えば何らかの補てんのために)なぜか関係ない利用者の資産が差し押さえられることだってあるのです。
もし取引所外部の個人ウォレットに入れておけば、
たとえ愛用の取引所がどうなろうが、ライトコインを取り扱う別の取引所で取引が再開できるのです。
ライトコインの対応ウォレットとしては
- WebウォレットならElectrum-LTC
- モバイルウォレットならJaxx
- ハードウェアウォレットならLedger Nano S
このようなものが挙げられます。
このほかにも種類があるので
運用状況によってチョイスするのがベストですね!
まとめ
決済プロダクトであるLitePayを発表したことにより、
ブロックチェーン老師(先生)でもあるビットコインへ真っ向勝負を挑んだライトコイン。
主要コミュニティーであるライトコイン財団からも熱意が感じられ
それに反応するかのように市場からライトコインへの注目が集まってますね。
比較的緩やかな値動きの通貨ではありますが
ハードフォーク通貨であるMONAコインと同様に
じっくりと応援してみるのも良いかもしれません。