ZaifやbitFlyerで入手したMONAやライトコインを幅広く運用したい方におすすめの分散型取引所。今回はCryptoBridgeで取り扱うアルトコイン(草コイン)のいくつかを独断と偏見でご紹介してみようと思います。
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CryptoBridgeについてさっくりとおさらい
CryptoBridgeはBitSharesをベースプラットフォームとした
ブロックチェーン分散型(DEX)の仮想通貨取引所です。
取引所サーバーとユーザーウォレットが分離されているため
一般的にハッキング被害を受けにくい(ハッカー成功によるメリットが少ない)新しい取引所として
近年ユーザーを増やしつつあります。
他の取引所に見られない特徴として
取引所内で独自通貨BridgeCoin(BCO)が発行、流通しており
そのBCOで他の通貨ペアと取引を行うことはもちろん、
CryptoBridgeに預け入れ(BCO取引のロック)をすることで、
取引所手数料の売り上げ50%の配当を全BCOロックに対する保有比率に応じて配当を受け取ることが可能な
ステークと呼ばれるサービスを利用することが可能になります。
また、MONAコインを中心にアルトコイン同士がペアを持つ市場が多く
取引高のみが唯一の不安な点ではありますが、
ビットコイン/円建ての値動き少ない状況でも面白い市場にめぐり合える柔軟さがひとつのウリではないでしょうか。
CryptoBridgeで取り扱う通貨をいくつかをご紹介
2018年3月現在、
CryptoBridgeではビットコインをはじめとして約120種類の通貨が取り扱われており
(需要はさておき)その種類を続々と増やし続けている状況です。
そのすべてはご紹介できませんが、
時価総額が比較的高いものであったり、過去に話題に上げられたり
あるいはネタ的な要素を持ついくつかをコインをピックアップしてみたいと思います。
人気のアルトコイン
ライトコイン(LTC)
アルトコインの代表格であるライトコイン。
実決済システムであるLitePayがアップデートされ、
今現在、主役のビットコインを食ってしまわんとばかりの勢いを持っています。
CryptoBridgeではMONAやビットコインと通貨ペアを持っており
現在は取引高も少なくスプレッドが大きな状態ですが、
ユーザーとともに取引量が増えてくれば
新たなライトコインの仕入先や回転先としても機能してくれそうですね。
モナコイン(MONA)
国産アルトコインとして根強い人気を誇るモナコイン、
CryptoBridgeでは独自発行通貨のBCOを除くと
BTCに次いで2番目に多い8種の通貨ペアを持ちます。
- MONA:BTC
- MONA:ZNY
- MONA:XP
- MONA:LTC
- MONA:XSH
- MONA:SMART
- MONA:HTML
- MONA:NEET
MONA自体の送金手数料が非常に安い(0.001MONA=0.5円ほど)ため
ZaifやbitFlyerと組み合わせると運用の幅をぐっと広げることができます。
BitcoinCash(BCH)
2017年7月31日のハードフォーク時には賛否両論ありましたが
結果的に人気アルトコインとして支持されることとなったビットコインキャッシュ。
CryptoBridgeではBTCのみペアを持ちます。
DASH(DASH)
匿名系通貨の代表格DASHも
CryptoBridgeで入手可能です。
MoneroやZcashとともにコインチェックでも取り扱われていたため
日本では比較的有名な通貨のひとつですね。
DigiByte(DGB)
2017年の夏頃に起きた
草コインブームの立役者のひとつがDigiByteです。
マインクラフトで使われた通貨として有名ですね。
CryptoBridgeではビットコイン建てで取引することができます。
Experience Points(XP)
XPはeスポーツやビデオゲームにおけるファイトマネーといった
投げ銭目的に開発された通貨です。
通貨アルゴリズムにPoS(Proof of Stake)が採用されており
XPウォレットやPoSプールにXPを置いておくだけで
マイニングの報酬を得ることができます。
最近は大口の離脱によってXP市場が酷いことになっていますが
CryptoBridgeではBTCやMONA、DOGEと通貨ペアを持っており
XPの出金先やスワップ先として柔軟に活用することが可能です。
アルトコインが再燃したときのために
チェックしておきたい通貨のひとつですね。
BitZeny(ZNY)
BitZenyはコミュニケーションツール上における
投げ銭システムを目的に開発された仮想通貨です。
ASICに耐性を持つとされるyescryptアルゴリズムが採用されており、
CPUで気軽にマイニングにチャレンジできる(儲かるとは言ってない)通貨として人気を博しました。
現在は開発が移譲されたのか
コミュニティが少し迷走しているようにも見えますが、
再び盛り上がれるように頑張っていただきたいところです。
CryptoBridgeではいくつかの通貨ペアを持っており
マイニングした通貨を交換したり、退避させたり回転させたり
使い勝手のよい運用を行うことができます。
ドージコイン(DOGE)
一時期ネットで話題となった
柴犬アバターがモチーフのDOGECOIN。
寄付手段や別荘の投売りで利用されたことで注目を浴びた通貨です。
発行上限が設けられていないという変わった特徴を持つ通貨で
ある意味ビットコインと対を成すコインと呼べるのかもしれません。
それでありながらも熱心なファンやマイナーによって支えられている通貨であり
時価総額では上位に位置している不思議な魅力を持っていますね。
CryptoBridgeではBTCのみとペアを持ちます。
続々登場、草コイン
ライトコインキャッシュ(LCC)
ライトコインキャッシュは
ライトコインのハードフォーク通貨として誕生したコインです。
採掘アルゴリズムをライトコインのScryptからSHA-256へ切り替えており
発行量も10倍の8億4000万枚に設定されているのですが
同じくビットコインのハードフォークとして生まれたビットコインキャッシュと異なる点として
とくにライトコインの開発技術に異を唱えたわけではなく
「単純にハードフォーク詐欺がしたいだけ」の通貨であると、
ライトコイン創作者であるCharlie Lee氏から直々に詐欺認定されていたりします。
しかしまともなブロックチェーンプロダクトが存在しない今の世の中
ふとしたきっかけで名声を得ることもあるかもしれませんね・・・
NEETCOIN(NEET)
こちらはニートによる社会貢献の基盤形成やそれに伴う生産の発生
ならびに市場参入による資本循環を目的に開発されたプラットフォームです。
単純に耳が生やされているからであろうか、
上場して真っ先に得た通貨ペアがBTCに加えてMONAというあたりに
運営のサブカルに対する造詣の深さというか、鋭い読みが感じられるところです。
某掲示板の実況板で誕生した
NANJCOIN(NANJ)もそのうち上場してきそうですね。
HTMLCOIN(HTML)
2017年末より、HTML5からHTMLへとリブランドされました。
Webを少しでもかじったことがある方には何やら聞き覚えのある単語ですが
HTMLコインはその名の通りHyperText Markup Languageの名を借りたコインであり
ビットコインとイーサリアムを統合したハイブリッドブロックチェーンが実装する
ECサイトならびにWeb構築のプラットフォームです。
HTMLコインはP.O.M.Aというサービス上で展開されたWebサービスの決済に使えるほか
サイトの形成で必要不可欠なデザイナーやライターへの報酬としても利用できる
Web開発におけるエコシステムの実現を目指しているそう。
現在のところはまだおとなしい通貨ですが、
一部の日本人の間でひそかに応援されているコインだったりします。
SHIELD(XSH)
SHIELDは人気アルトコインVerge(XVG)の
オープンソースを用いて作成されたプラットフォームです。
量子コンピューター耐性のアルゴリズムを実装予定な匿名系暗号通貨のひとつであり、
ツイッターやFacebookといったSNS(ツイッターはマイクロブログですが)における
投げ銭目的に利用されるコミュニケーション通貨として開発されました。
将来的にはスマートコントラクトやマスターノードの実装が予定されており
Vergeに次ぐ人気通貨への変貌を期待されているコインです。
CryptoBridgeでの購入方法
CryptoBridgeでは他の海外取引所と同じく日本円の入金やJPYペアを持つ通貨が存在しないため
国内取引所で購入したMONAやビットコインをCryptoBridgeへ送金する方法が用いられます。
送金手数料の安いMONAコインを運用させる目的でご利用であれば、
MONAコインを取り扱う
上記取引所と組み合わせるのがオススメです。
まずはCryptoBridge側でアカウント作成後に
コインの入金アドレス(※画像例はMONA)を生成します。
あとは普段ご利用の取引所の出金画面で、
先ほど生成した受け取りアドレスをペーストすればOK。
アドレスや通貨の確認は絶対に怠らないようにしましょう!
人的ミスによる通貨消失はほとんどの場合サポートされません。
出金金額は手数料ぶんを取引所に残しておきましょう!
MONAの送金であれば30分もあれば完了します。
送金手数料は0.001MONA、
現在のレートでわずか0.5円です。
現時点でbitFlyerでのBTC基本出金手数料が0.004BTC、
400円と考えるとかなりお手ごろですね。
このように手数料に気兼ねなく、
スピーディーにウォレットや取引所を行き来できるのがMONAの利点です。
CryptoBridgeではビットコインやライトコインをはじめ
8種類ものMONA通貨ペアを持つので
MONAを取り扱う取引所の拡張版として利用できるのが便利です。
- すさまじい勢いで増えるCryptoBridgeの草コインを買ってみるのも良し、
- BCOステークで配当コインを増やすのも良し、
- アルトコインペアを回転させて通貨を増やすのも良し、
- ZNYやXP等でマイニングした通貨をMONAに変えて国内取引所へ送金→日本円出金するも良し、
普段ご利用の取引所機能にくわえ、
実にいろいろな運用手段が生まれてきます。
まとめ
アルトコインの通貨ペアが魅力的なCryptoBridge。
過去に目立った高騰を起こしていない通貨や
上場されたばかりでこれから注目を浴びるかもしれない通貨も現れるかもしれないので、
普段ご利用の取引所とともにチェックしていきたいところです。
またアルトコイン同士のペアは
円建てのビットコインの価格影響をほとんど受けないため
通貨を回転させて増やしたり、特定コインの下落から退避させたり
運用の幅を広げるという意味で、比較的取引高の多い通貨ペアを調べてみるのも良いかもしれません。