この記事は、仮想通貨についてまだあまり理解していない超初心者向けの内容となっています。すでに仮想通貨取引を始めている初級~中級レベルの方は、回れ右っ!
仮想通貨元年とも言われる2017年、ビットコイン急騰のニュースなどを聞いて、とりあえず始めてみたい人も多いのではないでしょうか。
でも、仮想通貨のことをよく知らないままだと、知識が無さすぎて何から手を付けたら良いか分からないですよね。(数か月前の私もそんな状態でした。)
そんな方に向けて「とりあえずコレだけ押さえておけば仮想通貨をスタートできる」という項目をお伝えしていきます。安心してください、やることは、たったの5個です。
ここでは、最短で始める方法のみを教えていくので、仮想通貨とはなんなのか、どんな種類があるのか、用語の説明書などはすっ飛ばしていきます。ご了承ください。
Contents
1.まずは、仮想通貨取引所の口座を開設しよう
え!いきなり口座開設?と思う方も多いかも知れません。でも、大丈夫です。口座開設をすること自体にはなんのリスクもありません。実際に仮想通貨を取引をしなければ、口座開設料や維持費用は一切かかりませんので。
仮想通貨を始めてみたいけど、口座開設するのは、もうちょっと知識を付けてから…という逃げ腰の方も多いかも知れませんが、それだと、いつまで経っても始められませんよ!
仮想通貨取引所で口座開設をしなければ、そもそもコインの売買をスタートできません。口座はかならず必要になるモノですので、最初に用意しておきましょう。
(取引所によっては、Webで口座開設申込をしてから1週間かかる取引所もあります。これも、まず口座開設を進めてもらいたい理由でもあります。)
どの取引所にするか迷ったら「coincheck」で!
一応説明しておくと「仮想通貨取引所」というのは、仮想通貨を買いたい人と売りたい人が集まり、実際に売買できる場所のこと。国内では主要な取引所は13社あります。
口座を作るにしても、まずどこで作れば良いんだ…って迷ってしまうと思いますが、初心者ならばとりあえずcoincheck(コインチェック)がオススメです。
ざっくりいうと、取引所の違いは、①売買手数料の違い、②安全性・信頼性、③仮想通貨の取引量、④扱っている仮想通貨の種類 です。(細かく言うともっとたくさんあります)
とりあえずひとつ口座を作りたいという初心者にcoincheckがいいよと言う理由は、下記の3つからです。
- ビットコイン(一番有名な仮想通貨)の売買手数料がゼロだから
※現物取引を取引所で行った場合 - 3大取引所のひとつで、信頼性があるから
- 不正ログイン補償があるから ※2段階認証設定などの必須条件あり
仮想通貨を始めたいけど迷っているという方の多くは「安全性」について気にされている方が多いように思います。coincheckは「不正ログインにかかる損失補償」があり、悪意ある第三者が不正ログインしたことにより損失や被害が発生した場合、最大100万円の補償額が請求できます。(メールアドレスなどの使いまわしをしていないこと、2段階認証設定をしていることなどの条件はあります。また、あくまで不正ログインに対する補償で、自分で行った取引や自分のミスなどについては補償外です、念のため。)
このような補償制度を取り入れているのは現時点ではコインチェックとbitFlyer(ビットフライヤー)のみです。bitFlyerは補償対象が預けている現金だけで仮想通貨は対象外なので、実質、一番補償制度が充実しているのがコインチェックなのです。
もちろん自分なりに取引所のメリット・デメリットを比較して選んでも大丈夫です。もし決められないという方は、コインチェック(coincheck)で口座を作っておけばOKです。
とはいえ、実は、中級以上のトレーダーになればなるほど、複数の取引所に口座を開設して使い分けている人がほとんどです。取引所ごとにメリット・デメリットがありますからね。扱っているアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨のこと)の種類や、ビットコイン現物取引以外の手数料、レバレッジの倍率、サポートの対応状況、サイトの操作性など、取引所によって異なります。
実際にコインチェックで登録する方法については、以下のページをご参照ください。
なお、口座開設には必ず本人を確認できる情報とその証明書(免許証など)が必要となります。これはどこの取引所も同じです。
2.仮想通貨の本を読んで、最低限の知識を身に付けよう
口座開設ができたら、いよいよ取引が開始できる状態になりますが、一旦ここで立ち止まってみましょう。
始めるのは自由ですが、やはり最低限の仮想通貨の知識は必要。
たとえば取引にあたり、「ウォレット」「レバレッジ」「スプレッド」「アルトコイン」このあたりの単語がバシバシ出てきます。言葉の意味を理解しないまま取引するのはあまりに危険です。(お金を失っても痛くも痒くもないという方以外は…笑)
以下のページで、初心者向けの仮想通貨を学ぶ本を紹介していますので、最低限いくつかは読んでみましょう。
ワンコイン(500円)で学べる初心者向け入門書もあるよ
いやー!読書きらい!って方も、最低限、コレ↓だけでもいいので読んでおいてくださいね!
Kindle版なら500円+税で購入できます。
3.【重要】リスクをしっかり知っておくこと
さあ、いよいよ取引開始……とその前に、もうひとつだけ。仮想通貨のリスクも必ず始める前に知っておきましょう。
「仮想通貨はあなたの資産を減らす危険性もある」ということはかならず知った上で取引してくださいね。
- 仮想通貨の取引は、すべて自己責任であるから
- 値動きがとても激しく、価格が急騰したり急落したりするから
- 仮想通貨の価格は上がることも下がることもあり、資産が減ってしまうこともあるから
仮想通貨は日本国が発行した現行通貨とは違う、新しい通貨。そこに国や中央銀行は関与しません。
たとえば株式市場などでは前日の終値を基準に値幅制限が行われますが(ストップ安・ストップ高)、仮想通貨は介入がないので行われず、値動きがとても激しいという側面を持っています。これはメリットでもありデメリットでもあります。
「仮想通貨で稼ぐ方法」のような無責任なサイトもありますが、かならず稼げるとは限りません。そのような安易な書き方をしているサイトは信用性に欠けるので、話半分で読んだ方が良いですよ。
そのようなサイトや他人の儲け話を鵜呑みにして、仮に資産を減らしたとしてしまっても、最終決断をしたのは自分なので、すべて自己責任です。もしそうなっても他の人のせいにしない人だけ、始めましょう。
3.最小単位小額から、ビットコインを買ってみる
ここまで来たらいよいよ、仮想通貨を買ってみましょう。
仮想通貨で有名なのはビットコインですが、アルトコインも最近話題ですね。たとえばリップルやイーサリアム、モナコインなどです。アルトコインは直訳で「(Bitcoinの)代わりとなるコイン」という意味で、ビットコイン以外の仮想通貨を指します。
ビットコインはもう結構価格が上がってしまったから……とアルトコインを狙いたい気持ちもわかりますが、もしまだよくわかっていないのであれば、とりあえずはビットコインを小額で良いので買ってみましょう。アルトコインにはそれぞれ性質がありますので、ある程度勉強してから手を出すのが安全です。
1ビットコインはこのところ50万~90万円という値が付いていますが、50万ないと買えないわけではありません。取引所によって最小取引単位が異なりますが、0.001BTCまたは0.0001BTCから取引が可能です。さきほどのコインチェックだと、0.001BTCからビットコインが買えるので、例えば1ビットコインの値段が80万円だったら800円から買うことが可能です。
とりあえず買ってみることで、本気で仮想通貨を勉強しようという気持ちが働き、知識を身に付けることができるので、とりあえず最小単位から買ってみましょう。
前項でも言いましたが、リスクを伴う投資なので、失っても生活に影響しないような余剰金で始めてくださいね。
5.先行者利益について知っておこう
投資や新しい市場では当たり前のことですが、先行者利益というものがあります。カンタンに言うと、早めに始めた方が利益を多く享受できるということです。
例えば2017/11/16のビットコイン終値は、1ビットコイン=約88万円ですが、もし1ビットコインが20円のときに買っていたら、現在資産は4.4万倍になっています。実際にビットコインの先行者利益で億万長者になっているひとは日本にもいます。
コインチェックが日本でサービスをスタートした2014/09/19、1ビットコインの価格は42,710円でした。そのころから比べると、現在は20倍になっています。
これから「まだまだビットコインの価格は上がる」とも言われています(保証はありません)。今から買って、4.4万倍になる可能性は低いでしょうが、もしこのままビットコインの価格が上がり続けるならば、いま始めた人よりも半年前、それよりも1年前、3年前に始めた方がより利益を獲得する幅が広がります。これが、「早く始めたほうが良い」と言われるゆえんです。
まとめ
超初心者ガイドとして解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
とりあえず、動かなければ何も始まりません。リスクを理解したうえで、まずは最初の一歩を踏み出してみてくださいね。
この記事でお伝えした、初心者さん向け口座はcoincheckはこちらの公式サイトから、無料で口座開設できます。