ビットコインで調べていると、
必ずといってよいほど
『仮想通貨』という単語が出てきます。
それって一体、
なんなのでしょう?
ビットコインは仮想通貨の一部である
カンタンにご説明すると、
仮想通貨とは
私たちが投資をしているカテゴリであり
ビットコインは数ある仮想通貨のうちのひとつなのです。
イケメンアイドルを例にしてみましょう。
ジャニーズ事務所(投資)という分野のなかに
SMAP(仮想通貨)や
TOKIO(株)や
関ジャニ(FX)
といったカテゴリが存在し、
SMAP(仮想通貨)のなかに
キムタク(ビットコイン)や
中居クン(イーサリアム)や
香取クン(リップルコイン)といった
様々なタレント(銘柄)が存在するような感覚ですね。
仮想通貨の種類(コイン銘柄)は
現在、約300種類ほど存在しており、
とりわけ人気なタレントがキムタク(ビットコイン)というワケです。
(最近は中居クンことイーサリアムも人気です)
ビットコインを購入することができる仮想通貨取引所では
ビットコイン以外の仮想通貨(例外はありますがこれをアルトコインと総称します)の人気も上がってきたことから
さまざまな種類のアルトコインを
ビットコインと同時に取り扱うところが増えてきました。
なんで種類がたくさんあるの?
すべてをビットコインで済ませれば?
という意見もありそうですが、
アルトコインはビットコインに無い強みを押し出しており
それぞれの分野で活躍できるよう、
特化された性能を持っているのです。
その一部を
ご紹介してみようとおもいます!
リップル(XRP)
日本人が大好きな通貨リップル(XRP)です。
二国間の通貨を安く&素早く受け渡しするブリッジ(橋渡し)通貨として機能し、
開発元であるリップル社の金融システムの血液として採用されます。
今までのビジネスマンは
銀行を通じて高価な国際間手数料を払っていたり
1週間も待たされるような送金ラグに苦しめられてきましたが、
リップルのシステムを取り入れれば
それが激安&一瞬になるのです。
Factom(ファクトム/FCT)
保険や医療の膨大なデータを
Factomがアレンジした仮想通貨の仕組み(元のしくみをブロックチェーン技術と呼びます)で管理することで
悪意ある書類の改ざんを防止したり、
盗み見といった情報の漏洩を防止し、
さらには情報を管理する経費(人件費や設備費、管理費)も削減できるようにした通貨システムです。
仮想通貨としてのファクトムは、
このブロックチェーン技術の一部を利用しているにすぎません。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、
とりあえず、医療とか保険に特化してるんですね。
Zcash
Zcash(ジーキャッシュと呼ばれます。通貨コードはZEC)は
完全匿名通貨として生み出された通貨です。
ブロックチェーン技術を用いながらも
現実のお金のように
・即座に手渡しできるような高速性
・そして通貨の追跡を不可能とした完全匿名性
に特化した仮想通貨です。
(似たような特性を持つ通貨にMoneroやDASHというコインがあります)
Augur
Augur(オーガ、通貨コード:REP)は
ブロックチェーン技術を応用した
未来予想市場で流通させるための通貨です。
未来予想市場というのは
言ってしまえばギャンブル(Augurはギャンブルではないと公言しておりますが・・・)であり、
Augurシステム上で
・次の大統領はだーれだ?
・どっちが優勝するか?
・このあとはどちらに転ぶか?
といった未来予想を自由に設定することができるようになる、
未来予測市場の自由化を目指したブロックチェーンなのです。
システムの配当や承認はブロックチェーンが行うため、
胴元の人件費や設備費といった中抜きが存在せず、
実質的に100%のフェアな予想が可能となります。
ブロックチェーンの世界では
当然、インチキも不可能です。
まとめ
有名なコインをざっとご紹介しましたが
これら、明確な開発意図を持つコインはアルトコインと呼ばれる一方で、
なかには開発意図の無い、投機目的のコイン(草コインと呼ばれます)や
詐欺目的で生み出された詐欺コインも多数存在します。
海外の取引所で購入可能な草コインは
まれに爆発的に価値を上げたりしますが、
その大半が鳴かず飛ばずであり、
ビットコインやアルトコインよりも
よりギャンブル性の高いコインとして知られています。
ビットコインだけでなく
アルトコインに興味を持たれたのであれば、
国内取引所では人気のcoincheckが
きちんとした実績のある人気アルトコインを多数そろえており
オススメできる取引所です。
(※上でご紹介したコインも、もちろん購入可能です)
ビットコインとその他の仮想通貨、
その特性はさまざまですので
それぞれの値動きなどを見てみると面白いですよ!