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BitMEX取引所のアカウント登録方法、送金方法を解説します

アルトコインのFX取引所として、最近日本人利用者が急増している海外の取引所が香港のBitMEX取引所です。Binanceと同様に、2017年夏頃に見られた海外取引所へのユーザー進出を彷彿とさせる流れになってきていますね。今回はそんなBitMEX取引所の始め方をざっくりとですが、ご紹介しようと思います。

BitMEX取引所の特徴をざっくりとおさらい

概要

BitMEXはBitcoin Mercantile(マーケンティール) Exchangeが正式名称の
香港に拠点を構えるとされる仮想通貨取引所です。

取引所の特徴として

  • ビットコインや11種類(2018年2月末時点)の人気アルトコインを取り扱う
  • これら仮想通貨と最大レバレッジ100倍でFX取引が可能(※100倍は現在ビットコインFXのみ、最大値は通貨ごとに異なります)
  • 追証なし

このように仮想通貨FXに特化した機能をウリにしています。

無理して最大レバレッジで取引する必要はありませんが、
何より取引サーバーが日本国内の取引所に比べて安定しており取引板も厚く、

デイトレーダーからスイングトレーダーまでの短期トレーダーの間で
日本人プレイヤーの参戦が急増している取引所だったりします。

 

私はここで焼かれたことがないので断言はできませんが
送金されたBTCを取引所内通貨のXBTへ一度変換して取引を行う、
いわゆるノミ取引を取引システムに組み込んでいるため

強制ロスカット時でも口座残高以上の損失、
いわゆるマイナス残高が発生しないという特徴があるそうです。

ただし、高レバレッジだと
資産の減るスピードも比例するのは相変わらずなので注意しましょう。

 

もしこれが本当だとするなら
これだけでも国内取引所でFX取引を行う必要など皆無です(というかハナシにもなりません)。

 

BitMEXの追証に関する日本語記事はたくさんありますので、
そちらのほうも良く調べられてみてください。

 

取扱い通貨

ビットコインをはじめ
下記の人気のアルトコイン11種類(※2018年2月末調べ)すべてと
レバレッジを掛けたFX取引が可能です。

  • ビットコインキャッシュ(BCH):最大20倍
  • イーサリアム(ETH):最大50倍
  • イーサリアムクラシック(ETC):最大20倍
  • ライトコイン(LTC):最大33.3倍
  • Neo(NEO):最大20倍
  • Monero(XMR):最大25倍
  • DASH(DASH):最大20倍
  • Ripple(XRP):最大20倍
  • Zcash(ZEC):最大5倍
  • Cardano(ADA):最大20倍
  • Stellar(XLM):最大20倍

※コロン(:)以下は、その通貨で可能な最大レバレッジ倍率です

仕様上は国内のDMM Bitcoinにも似ていますね。

 

対応通貨ペアはビットコインがUSDとJPY、
その他のアルトコインがBTC(XBT)となります。

 

BitMEXの注意点

良いところばかりを紹介してもアレなので、
よく見かけるBitMEXの問題点についても触れてみます。

いくつかの注意点はありますが、これらを注視しておくことで
おもに遅延&追証コンボに苦しめられる国内取引所に比べ、じつに快適なFX取引が実現することでしょう。

 

Taker手数料が高め

Takerというのはすでに注文板に並ぶ注文を指定して約定したり、
注文金額に近い注文を手当たり次第に拾ってくる、いわゆる成行注文による約定を指します。

BitMEXでのTaker手数料は0.075%。

この手数料により超短期のスキャルピングでは動きにくいという利用者の声が上がっていたり、

板が厚い(注文量が多い)ため、そこまでとは言われませんが
取引状況によってはスリッピングと合わせ、予想外の手数料で資産を削られる可能性もあるため
無防備にクリック注文や成行注文を繰り返せば、気がつくと俗に言う『手数料負け』という事態に陥るやもしれません。

 

逆に板へ注文を並べ、
その注文が約定された際のMaker手数料では
約定金額の0.025%をマイナス手数料として受け取ることができます。

テイカーの割高な手数料に対し、メイカーのマイナス手数料、
このような事情もあってか、BitMEXは非常に板が厚い取引所して認知されており
スリッページやスプレッドの小ささとテイカー手数料が相殺されているとの意見もあります。

 

とはいえやはり、少々めんどくさくとも
指値入力による丁寧な発注を心がけたいところですね!

 

また、デイトレードやスイングトレードといった短中期トレードにおいても
現物とFXの市場乖離を修正するためのFunding手数料(いわゆるスワップ手数料)がポジション中に一日三回発生するため
こちらの変動数値についても観察しておいたほうが良いかもしれません。

市場乖離を拡大するユーザーポジションであればプラス手数料が、
是正に向かうポジションであればマイナス手数料が指定時間のポジション中に発生します。

Funding手数料は
日本時間の5時13時21時、8時間ごとに徴収、配布されます。

 

取引所からの出金手数料が高め

BitMEXからビットコインを出金する際の手数料はbitFlyerと同じく
その時々のビットコイントランザクションに応じてユーザーが設定する仕組みなのですが、
BitMEXが義務付ける手数料の最低金額設定が0.0045BTC(1BTC=100万円で4500円)以上と、かなり割高に設定されています。

BitMEXへの送金手数料も踏まえると
とくに小額運用では手痛い出費となるのでご注意ください。

 

BitMEX取引所の登録方法とビットコインの入金、注文方法

ここからはBitMEX取引所の始め方を解説してみたいと思います。

とはいっても国内取引所のようなKYC(Know Your Customer/本人確認書類の提出)が必要ないため
アカウント作成のほかに、二段階認証など最低限の設定さえ行えば
お手持ちのビットコインを送金してすぐに取引を開始することができます。

 

アカウントの作成

まずはBitMEXトップページでアカウントの作成を行います。

入力項目はメールアドレス、任意のパスワード、国、氏名です。

BitMEXは日本語にも対応しておりますので
日本語表記が必要の方は右上の日本国旗をクリックしてみましょう。

 

登録ボタンを押すと
入力したメールアドレス宛に確認メールが飛んできますので
メールに記載されたリンクを踏めばアカウント登録の完了です。

面倒なKYCが必要ないため、
これだけで取引が開始できるようになります。

 

二段階認証の設定

もはや説明不要の二段階認証、
最近はAmazonやWordpressコンテンツでも幅広く利用されるようになってきましたね。

取引所を利用される場合は必ず設定しておきましょう。

設定方法は取引所画面の右上メールアドレス(あるいは人物アイコン)から
Account & Securityを選択します。

 

Securityの項目にEnable Two-Factor Authとありますので
プルダウンからGoogle Authenticatorを選択すれば
Googole二段階認証アプリ設定用のQRコードと文字コードが表示されます。

 

ビットコインの送金

BitMEXでの取引の原資となる、
国内取引所で購入したビットコインを送金します。

アカウントが持つ送金アドレスの確認方法は
上部メニューの『アカウント』から『入金』ボタンを押せば表示されます。

※BitMEXからビットコインを出金する際には0.0045BTC(1BTC=100万円で4500円)のやや割高な送金手数料に加え、一日一回という送金回数が決められています。入り用になりかねない資産には手を付けず、余剰資金で楽しみましょう!

 

オーダー

 

 

オーダーは利用可能残高を上回らないように、
上段の数量と下段のレバレッジ倍率を指定して
必要証拠金(コスト)を調整します。

その注文で運用する金額が決まりますので
操作に慣れるという点でも全額は用いず、
始めは小額で、おためし注文してみることをオススメします!

 

まとめ

一度ビットコインの送金を行わなくてはならないものの、
遅延が発生し、追証無しと表記しながら余裕でマイナス残高(=借金)の危険性もある国内取引所にくらべ、
はるかに快適な仮想通貨FX環境が手に入る取引所がBitMEXです。

レバレッジは最大100倍ですが、
残高がマイナスにはならないものの一瞬で手持ちがゼロになる危険性もあるため
無理には利用せず、1倍~3倍でしこしこ楽しむのもひとつの運用方法であると言えましょう。

 

現物売買ならまだしも
仮想通貨FX市場は他がだらしなすぎて、もはやBitMEX一強になるかもしれません・・・

国内取引所にはぜひ、襟を正してもらいたいものです。

 

 

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BitMEX取引所でどうぞ!

 

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