コインチェックが不正送金被害を受け、またMr.Ripple(※現Mr.Exchange)も事実上の休業となったことで、国内におけるRippleやライトコイン最大の取引所として頭角を現してきたbitbank(ビットバンク)。今回は突然bitbankが使えなくなっても困らないように、bitbankで取り扱う銘柄が他のどの取引所で取り扱われているのか、販売方式や取引量なども踏まえてご紹介してみようと思います。
Contents
bitbank.ccの概要と取り扱う銘柄
概要
bitbank.ccは国内の仮想通貨取引所です。
ビットコインFXのサービスbitbanktradeと区別するため、
取引所を指す場合には.ccと付けられることもあります。
2018年4月より、国内ではコインチェックに次いで
仮想通貨のレンディング(ユーザーによる貸し出し)サービスを開始したことで注目を集めました。
東京JPYに続いてhttps://t.co/qUiXmKtO7n(旧:Mr.Ripple)も撤退か。
国内で $XRP を円で買えるのはあとbitbank位かな?
初回登録ボーナス777XRP(時価5万円)有難うございました。
ウォレットにhttps://t.co/qUiXmKtO7nのJPY等が残っている人は早めにXRPに変換してどうぞhttps://t.co/8Ikzof0YaT pic.twitter.com/k5M9eWIzEr— 単眼愛(モノアイ) (@mono_i_love) 2018年3月28日
ZaifやbitFlyerには存在しないRipple(XRP)やライトコインの取引板を持ち
それらを安く購入/高く売却できる点がbitbankの最大の特徴でしょう。
とくにリップルに関して、
bitbankは世界で5本の指に入るほどのXRP取引高を誇っており
厚い取引板によって安定した価格でXRPの取引を行うことができます。
bitbank.ccの取扱い銘柄とそれらを取扱う他の取引所
bitbank.ccでは国内でもおなじみの人気通貨を取り揃えますが
bitFlyerやZiafと少し違ってJPYのみとペアを持つ通貨や
逆にBTCとのみペアを持つ通貨が混在しています。
リップルやMONAは日本円で購入可能ですが
イーサリアムやライトコインはビットコイン建てのペアしか存在しない点にご注意ください。
ビットコイン(BTC)
仮想通貨の基軸通貨とも呼ばれるビットコインは
国内の多数の取引所で取り扱われている通貨です。
日本円でビットコインを購入するのであれば
取引高の高いbitFlyer(Lightning取引所)やZaifあたりがオススメです。
ただしビットコインFXや信用取引といった現物以外の運用については
サーバーの弱さや運営の対応などからも両者ともあまりオススメできず
海外のBitMEXを利用する人が多いようです。
Ripple(XRP)
国内で高い人気を誇るRipple(XRP)は
リップル社の国際間金融システムRippleにおいて超高速で流動する
二国法定通貨の橋渡し=ブリッジ通貨として開発されたものです。
bitbank以外にXRPを取り扱う国内取引所としては
QUOINEXなどがオススメ候補となるでしょう。
ライトコイン(LTC)
bitbankではビットコインのみとペアを持つライトコイン。
あまり取引高が高くないとはいえ、取引板での注文が可能なため
国内ではbitbankがライトコインを最安値で購入できる取引所だったりします。
国内ではbitFlyerのアルトコイン販売所やGMOコインが取り扱いますが
どちらも価格が割高なため、安く入手したり高く売却するのであれば安定した取引量を誇るBinance取引所や
両替所のChangellyを利用すると良さそうです。
モナコイン(MONA)
ライトコインをベースとした国産仮想通貨のモナコイン。
bitbank以外の国内取引所であれば
取引高も安定したZaifを利用するのが間違いなさそうです。
ちなみにMONAはbitFlyerでも取り扱われていますが
こちらについてはアルトコイン販売所のみでの取扱いであり
手数料がかなり高いためにあまりオススメできません。
ビットコインキャッシュ(BCH)
ビットコインからハードフォークされて誕生した通貨が
ビットコインキャッシュです。
ビットコイン全盛期にハードフォークが行われたため
国内の多くの取引所で取り扱いがサポートされており
取引量の安定したbitFlyerのLightning取引所(※)やZaif取引所にて取引が可能です。
※bitFlyerではBTC/BCHのペアのみ存在し、日本円での直接購入はできませんのでご注意ください。
まとめ
かつて日本一のビットコイン取引高を誇ったコインチェックが窮地に追い込まれたように
日本国内だからと、特定の取引所へ固執するのはあまりオススメできない状況にあります。
もしものときに備えて
手持ちのコインに対応したサブの取引所を準備しておきたいところですね。
もちろん、分散して取引所に資産を保管しておく、という意味ではなく
普段はそれぞれの通貨に対応したウォレットで管理するようにしてあげたいところです。
bitbankで取り扱われる銘柄はモナコインを除いてBinanceで取り扱われるため、
国内取引所でのKYC(本人確認)待ちが面倒な方は
KYCを行わずとも利用可能なBinanceへビットコインを送金して取引するのもひとつの手です。